♭ おたずねくださり、ありがとうございます ♯
(人目の方)
♪ ありのままでー ♪
言葉の限りない力を感じた。
世界中どれくらいの人びとが『アナと雪の女王』をみて、この言葉にどれくらいの人びとが救われたことだろう。
「デズニィー」といえば、かつての私はアメリカ文化帝国主義の手先だとののしった。自分が男ということも手伝って、「あんなネズミお化けやガチョウのどこがカワユイのだ?」と毒づいた。
そのうち生活していかなくてはいけなくなって、忘れた。いやいや正確にいえば、相手にしているヒマはなかったのだ。
ところが障害者になってからみた『カールじいさんの空飛ぶ家』という映画。私の「デズニィー」観は180度変わった。
(まだみておられない方はこの先、読まないでくださいね)
『アナと雪の女王』物語で、主人公が凍りつく場面がある。ここは『幸福の王子』という名作を下敷きにしているのかなとひそかに思った。
『幸福の王子』もすごく感動的な話で、まだの方、ぜひともご一読ください。「子ども向けの物語じゃないか。私は大人だぞ」なんておっしゃらずに。いいものは絶対的いい。
世界じゅうに ♪ ありのままでー ♪ が響く。
日本国のある家庭では4歳の孫が遊びに来るたび、アナを見せろとせがむらしい。
その子のオジイは自分も聞きたいのか、顔をしかめてパソコンに向かっているようだ。
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