カメキチの目

2006年7月10日が運命の分かれ道、障害者に、同時に胃ガンで胃全摘出、なおかつしぶとく生きています

カメキチの目(2015.1.15 ふたたび“身体”)

    おたずねくださり、ありがとうございます 

  

   

                

 

 

 身体のことでグチグチ言ってすみません(読者の方にまでご心配をおかけし、ホントに申しわけないです)。

 ですが、ご飯のとき、箸で惣菜のなんかをつまもうとしたらポロリ(なんでこぼすかね?)。とくる。下図のような豆ではない。

(自分の障害を大げさに言っているつもりはないが、トラブルのほとんどがだいたい、ここに落ち着く。絶対バラされたくない恥ずかしい話もある)

 いつもかじかんだ感触がある手。指さきが思うように動かない。

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 キーボードはしょっちゅうまちがってばかり。目のブレ(眼振)、一つものが二つに見え(複視)、誤ってとなりのキーを打つ。まちがい率は40パーセントくらい。つまり、10文字打てば6文字だけがあっている。

 

 それはしかたのないことである。だが、このことが原因でいまだに私は夫婦ゲンカをしている(たいしたもんだよ、アンタは)。

   最近、これはしかたがないではすまされなくなったと気がついた。

  

 仏教のお坊さんアルボレッム・スサマナサーラさん(そのすじで長老・師と仰がれている)と、『バカの壁』という著作で有名な解剖学者、養老猛さんは、対談本で言われていた。

「わたしたちはで自分ひとりひとりが勝手につくった枠組み・フィルターに入れてものごとをみようとする。というか、なんらかの枠をあてはめなければ生きていけない。しかしこれは何も人間だけの特性ではない。すべての生命は自分勝手なのである。ほんらいDNAそのものがそうだ。

だが、人間は、そういうことを認識していなければならない」と。

 

 逆に言えば、人間はそれを認識しているかぎり、何も考えず多数にしたがったり、夫婦ゲンカもしなくてすむ。みずからせっせと壁をつくらない。

 なにがバカなのか? だれがバカなのか?…もちろん私。

「40パーセント」の壁・枠組みに、いざチャレンジタッチ!

 

 

                              ちりとてちん

 

20 ゾウ

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折りかたはむずかしくありません。

なのに、どうみたってこれはゾウ。

考えた人はえらいと思います。

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