カメキチの目
だいぶん前、朝のテレビニュースで遺伝子治療のことをやっていた。
生まれつきDNAに問題がある子どもさん(兄妹ともにそうなのだ)。ずっとベッドで寝たきりだ。
重い不自由な身体。歩行もできないでいた。
が、遺伝子治療のおかげで、いまは歩行器を使い、自分で移動ができる。
遺伝子治療そのものは前からあったが、むずかしい問題がいろいろあって、なかなか具体的な治療につながらなかったようです。
歩行器にすがり、自分で歩けた。初めはお兄さん。続いて妹さん。
どんなに、嬉しかったことだろう。
「這えば立て…」。今は次の段階へ挑戦中。
ことあるごとに私は、反科学技術・反人工知能を声高に叫んでいるカンがあるけれど。
それはあくまで「感」です。けっして、「科学技術」そのものや「人工知能」自体に反発しているのではないです。
先のニュースは続いて、遺伝子治療の可能性について、たとえばガン、アルツハイマー病、せき髄損傷、パーキンソン病などをあげていた。
すばらしい! 一刻も早く実現してほしい。
上記よりもっと前のテレビ。
ユニークな“癒しロボット”ロボットというよりアンティークな人形のようだった。をみた。そして私は驚いた。
「なんでやねん」
なんでしゃべる?というのではなく、「なんでやねん」と大阪弁でしゃべるのだ。
個人で購入するにはこのロボットの値段はまだ高いですが、ヒット商品になるに違いないと思いました。
ある介護施設が入居者のお年寄りの癒しのため購入したら、大人気になっているそうです。
私は漫画チックな、ユルキャラ的な親しさ、かわいさもいいと思いますが、昔のリアルな人形のようなロボットもいいもんだなあと感じた(でも、自分が欲しいとは思わなかった)。
ちりとてちん