カメキチの目

2006年7月10日が運命の分かれ道、障害者に、同時に胃ガンで胃全摘出、なおかつしぶとく生きています

カメキチの目(2015.2.17 志原海岸②)

 

   おたずねくださり、ありがとうございます 

  

   

 まず、これをみてください。  


志原海岸.wmv - YouTube

  

 

 波うちぎわが、あの世(冥界)とこの世(現世)の冥境界とみえないでもなかった。

 

 海岸は丸い小石だらけで、それはみごとだった。妻は手に取り、いとし気に「こんなに丸くなるのに、どれだけの時間がたったかな」と言い、

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 いくつか拾った。

 拾い集め、カメの形にして楽しんでいたのはよかったが、その間、私は小石に足を取られてバランス乱し、あれよと頭からバサッ、ドデン(遠くから見たら、産卵にあらわれたウミガメが足をバタつかせているところに見えたにちがいない)。「ヘルプ!」

 

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 堤防のほうに向かって倒れたのであっちは見えなかったが、たしかに海、水平線があるのだ。

 太平洋の遠い先では、異国の人びとが暮らしている。

 私はひとりじゃない(気取っている場合じゃなかろうが…)。

 彼女は、私の片足を踏み(テコの原理で支点として固定)、両手を引っ張り、身体を起こしてくれた。

 ありがとう

 

                   ちりとてちん

25 タヌキ

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サスペンスならここは、「犯人はお前だろ!」となります。

「いえ、アッシはやってません…」タヌキも必死。

 とある裁判所。

検察官:被告の目玉をみてください。泳いでいます。

弁護人:裁判長、それは偏見というものです。偏見は冤罪のもと。

日本では昔から「たぬき寝いり」とか「たぬきオヤジ」とタヌキは

バカにされ続けてきました。

「日本昔話」では、わるさをして捕まり、おしおきくらうのが定番

です(ときにはたぬき汁)。

イメージでひとを、いやタヌキをみないでいただきたい。

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