♪ おたずねくださり、ありがとうございます ♯
おめでとうございます。
ことしもよろしくお願いします。
初もうでに行った。行き先はわけがあり、浄土真宗の寺にした。そこは本山。
すごい!さすが国宝寺院。見どころまんさいである。が、きょうの目的はいつもの鑑賞ではない。
元日で、そのときは太陽も照っていたのでよかったけれど、もう少し遅かったら行けなかったところだった(のちに積雪)。
まいったときはみごとな青天だったので、大好きな啄木の歌を思い出した。
「何となく 今年はよい事あるごとし 元日の朝 晴れて風なし」
ほんとうに、よい事あってほしいね。
ところで、いちばんの目的はお守りもらい。お守りを求め、宗務所のようなところをウロウロし、係りのお姉さんにたずねたら、「親鸞聖人は吉凶にこだわっていませんでした」と、いま親鸞に会ってきたようなことを言い、やさしい笑顔で、かんじんのお守りはありませんと続ける。他の宗派はまた違うんだろうけれど、真宗にはお守りは扱ってないということを初めて知った。「ナンマイダー(南無阿弥陀仏)」ととなえれば、すべてが浄化されるらしい。ゆるされるらしい。
なるほどなあ。親鸞の思想からは「お守り」は要らないものになるかぁ…
たしかに彼の革新的な思想からは、お守り不要論が導き出せる。
しかし、われわれ一般人は、精神的にそれほど強くはないし…。困ったもんだ。
「なんとかしてください。親鸞さん」
たしかに吉凶に屈してはいけない。人生に、賭けごとをもち込んではならないのだが、そういう遊び心、余裕はゆるされると思う。いや、必要でさえある。
それにしても、わが家の年末宝くじはこんどもダメだった。ふり返れば、ここんとこのクジは全部ハズレだ。カミやホトケはどうなっているんだ?
16 こま
昔の正月遊びの定番は、男の子は凧とコマ
女の子は羽子板と決まっていました。
(いまの子どもたちへ)ホントにそうだったんだよ。