カメキチの目

2006年7月10日が運命の分かれ道、障害者に、同時に胃ガンで胃全摘出、なおかつしぶとく生きています

カメキチの目(2015.1.4 明けまして…)

    おたずねくださり、ありがとうございます 

  

   

                

 

  おめでとうございます。

  ことしもよろしくお願いします。

 

 初もうでに行った。行き先はわけがあり、浄土真宗の寺にした。そこは本山。

 すごい!さすが国宝寺院。見どころまんさいである。が、きょうの目的はいつもの鑑賞ではない。  

 元日で、そのときは太陽も照っていたのでよかったけれど、もう少し遅かったら行けなかったところだった(のちに積雪)。

 まいったときはみごとな青天だったので、大好きな啄木の歌を思い出した。 

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   「何となく 今年はよい事あるごとし 元日の朝 晴れて風なし」

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 ほんとうに、よい事あってほしいね。

 ところで、いちばんの目的はお守りもらい。お守りを求め、宗務所のようなところをウロウロし、係りのお姉さんにたずねたら、「親鸞聖人は吉凶にこだわっていませんでした」と、いま親鸞に会ってきたようなことを言い、やさしい笑顔で、かんじんのお守りはありませんと続ける。他の宗派はまた違うんだろうけれど、真宗にはお守りは扱ってないということを初めて知った。「ナンマイダー(南無阿弥陀仏)」ととなえれば、すべてが浄化されるらしい。ゆるされるらしい。

 なるほどなあ。親鸞の思想からは「お守り」は要らないものになるかぁ…

 たしかに彼の革新的な思想からは、お守り不要論が導き出せる。

 しかし、われわれ一般人は、精神的にそれほど強くはないし…。困ったもんだ。

「なんとかしてください。親鸞さん」

 

 たしかに吉凶に屈してはいけない。人生に、賭けごとをもち込んではならないのだが、そういう遊び心、余裕はゆるされると思う。いや、必要でさえある。

 

 それにしても、わが家の年末宝くじはこんどもダメだった。ふり返れば、ここんとこのクジは全部ハズレだ。カミやホトケはどうなっているんだ?      

 

                             ちりとてちん

 

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 16 こま

昔の正月遊びの定番は、男の子は凧とコマ

女の子は羽子板と決まっていました。

 

(いまの子どもたちへ)ホントにそうだったんだよ。

 

 

 

 

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