カメキチの目

2006年7月10日が運命の分かれ道、障害者に、同時に胃ガンで胃全摘出、なおかつしぶとく生きています

カメキチの目(2015.2.25 梅干し)

  

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   おたずねくださり、ありがとうございます 

  

   

 

 

 梅の花はいい。思えばまい年、待ちかねて観梅に行っている。

 庭や畑の樹のリンとしたたたずまいもいいが、いまでは盆栽の小宇宙がそれなりに感じられるようになり、こっちもいい。

 ある年は、おそい雪が降り、梅を演出してくれた。 

 じつに幽玄。来訪者はだれもがそのときだけ芸術家となった。そのタイミングが嬉しく、私も♪「な・ご・り、ゆきも…」とやっていたら「シィー!」と指を立てられた。

 来てよかった。

 

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 万葉の昔から愛され、したしまれてきた梅。

 でも、自然にはえる雑草とはちがい、いまのようには樹は多くなかっただろう。だから、梅干しはなかったか?

 ところが、いまの私は、梅は梅の実、梅干しがいちばんだ。「花より団子」。いや、「花より梅干し」。

 食欲がわいてこないとき、梅干しをお茶に入れて飲む。口いっぱいの強烈な酸っぱさが食欲の「起爆剤」となる。

 

「リバージュ…」そばの道の駅でおみやげに買った梅干しには南紀熊野大明神のパワーがこめられていたにちがいない。

 古今、梅干しの不思議な力はあちこちで耳にする。

 梅は信じてよさそうだ(ホトケより信じられそう)。     

 

                   ちりとてちん

 

28 うし 

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モー。

涙をためたような瞳には、まいります。

私は子どものころ、田んぼで鋤をひく姿をよく見ました。

いまじゃ牛は肉。狂牛病ビーフ

私も好物です。

ゴメンよ。

 

 

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