♪ おたずねくださり、ありがとうございます ♯
-自分が「障害者」であるということ-
この事実を嘆き悲しみ、グチグチ言っても何も始まらない。
ハンディを逆手にとる。
自分の姿・態度を孫や子どもにありのままに見せることで、「障害」を身近に感じてくれる。
事故に遭った55のときはまだ二人しかいなかった孫も、いまは増えた。
障害者、弱い立場にある人にやさしくできる人間に育ってほしい。
こんなことがあった
- 退院して日も浅いとき、はじめての孫(当時3歳くらい)が妻にきいた。「オジイチャンは『こわい人』?」
もちろん私は鬼や悪魔じゃない。人間だ。で、やさしく「こわくないよ。だいじょうぶ」と彼女は答えた。
フラフラの私を支えたとき、力が弱く緊張するのでつい出る彼女の言葉「おー、こわこわ…」をきいてのことだった。
このときは大笑いだけですんだけれど。…
いま思い出しても泣けてくるが、まだ入院中、ベッドで悶々としているときに、次女が結婚したい人がいると彼氏をつれてきた。そのとき、次女は「元気な」父に会わせたかったとそっとつぶやいた(彼との結婚はもちろんOK牧場。心から祝った)。
ドラマに出てくる「自慢の父」像からはほど遠い私だが、元気(障害のない)な姿を見せることはできなくなっていた。
たぶん、これからも無理。
ゴメンね。
55 車(セダン)
「車」だって、この通り!
まるで、マジックみたいでしょう。
それにしても、ひどい折り方、ひどい絵(スミマセンね)。