カメキチの目

2006年7月10日が運命の分かれ道、障害者に、同時に胃ガンで胃全摘出、なおかつしぶとく生きています

2019.728 いまの水のみ鳥

4年前の2月1日に「水のみ鳥」名前は「ピーちゃん」)同じ年の8月18日と

翌年11月10日に「その後」という記事を書いた。

水のみ鳥は、若いころ喫茶店かどこかで見た懐かしさから、たまたま旅先で見つけ

買ってきた。

 

ヒルのような鳥ガラス製)置き飾り。

くちばしが水に浸される(飲んでいるみたい)だけで、(壊れなければいつまでも

ギットンバッコン…、シーソー遊びのような動きを続けてくれる

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朝起きたら水を用意、夜寝るとき水をとり、特別な用事のないかぎり日曜以外

(日曜は休みと決めている)れないかぎり、毎日のます。動かす。

 

いまも元気。

今日は動画でいきます。

水飲み《それを見ているのがおもしろい》のペースはさまざまで、今日の動画はとくに遅いです

動いていないように見えますが、動いているんです。

時間のたっぷりある方は、そのわずかな動きをお楽しみください)

 

youtu.be.com

 

 

10年くらい前、テレビニュースのトピックスで、高齢者施設のお年寄りたちが

精巧な作りのペットのロボットに接しておられたのをよく覚えている。

お年寄りたちは、初めはとまどいながらも慣れるとともに、こぼれそうな笑顔に

なっていかれた。

(以前、《そのときはひとり暮らしだった》義姉が「仕事から帰ったとき誰もいないと寂しいので

おもちゃでいいから『ワンワン』『ニャアニャア』迎えてほしいね」と言ったことを思い出した

 

私は、あのとき年寄りの初心者、いまは完全な年寄りだけど、年齢とは関係なく

「精巧ですばらしいとはいってもしょせん機械…ロボット…」ですませていた。

 

けれども、ピーちゃんが4年以上も動いているのを見るという実際の体験から

たとえ相手が人形ではあっても「供養」もしたくなるほどの心を持ってしまう

人たちの気もちがよくわかるようになった。

(ツレは「トトロ」が大好きだが、以前はたまに「すごくかわいかったから…」と100円ショップで

なにかの人形を買ってくることもあった古い人形の髪にいまも時々櫛を入れ、季節の変わり目には

服を着せかえる。

先の高齢者施設で笑顔いっぱいでロボットに触れていた高齢者はみんなおばあさんだった。

本物の生きものではないけれど、女性たちはいのちを感じているかのようにやさしく接し世話をやく。

そういうのを見ると、「かわいい」という感覚は母性的なものかと思う。

私も「かわいい」と感じ、その感覚はわかる。が、そこ止まり。発展していくことはない》)

 

 

 

 

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                            ちりとてちん

 

 

 

 

 

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