カメキチの目
2月1日の記事に「水のみ鳥」を書いた。
いまも毎日、快調にのんで(動いて)いる。
つまり、くちばしと尻をシーソーのように動かす
物質、赤い液体(ジクロロメタン)はまだ大丈夫ということ。
蒸発したり、腐ったりはしていない。
(蒸発、腐敗が心配だった)
ジクロロメタンは温度計の赤い部分と同じだから、
暑さを感じて上下する。
水のみ鳥は冬、春を越し、いまは夏。
ときどき、ピーちゃん(水のみ鳥の名前)の動きを
見る。観察する。
(化学的な原理にもとづく単純な動きだとわかっていても、姿かたちが鳥に
なっているので「感情移入」しやすい。女性はとくにそうらしい。
ツレはよく「ピーちゃん、おはよー」「きょうもよく動いたね。おやすみ」と
しゃべりかける。そういう気もちがあるので《私とちがい》よく見ている。
動きの小さな変化にも敏感)
その小さな変化があった。動きが変なのだ。
鈍(どん)くさい。
(「どんくさい」というのは関西の方しか使わないのかもしれないですが、鈍い
ということ)
(ご覧ください)→
いつもピーちゃんを見ているこっちには、明らかに
動きが鈍いとわかる。
(いつもは、もっと動き・振りの幅が大きく、軽やかで「元気」な感じなのだ。
いまはあまりに暑く、部屋はエアコンをかけている。であるから、その恩恵は
ピーちゃんもこっちと同じはずなのだが… なのに?)
いくらエアコンの恩恵があっても自然の力、
この暑さにはかなわない。
思わず、ピーちゃんに言った。
「この暑さのすごさには、ガラスのお前さんまで
参ったのか?」
(温度計は暑くなると「赤」、つまりジクロロメタンが上昇する。
それと同じ原理で水のみ鳥の「赤」も溜まっている尻から《暑いので早く》
くちばしの方に上がろうとし、頭の方が重くなってパッタンコ!
ところがいまは、尻までしっかり下がりきらないで《暑いので早く》
上がろうとする。とうぜん、それでは動き・振りにメリハリがつかない)
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水のみ鳥とは無関係だが、
少し前に読者となったブログがある。
あまりにステキなのでリンクした。
↓
(「久留米じいじ」さんという人生の大先輩のエッセイ風のブログです。
日常の暮らしをだいじにする、そのことが人生を豊かにするということを、
日々教わっています)