カメキチの目

2006年7月10日が運命の分かれ道、障害者に、同時に胃ガンで胃全摘出、なおかつしぶとく生きています

カメキチの目(2014.4.6 「主婦」と「増税」を考えた)

  ♭ おたずねくださり、ありがとうございます 

  

 (ブログパーツUL5人目の方)

 

 

 こっちが障害者となったため、とつぜん、妻はキャリアウーマンから「いつかは、やってみたい」とあこがれていた「主婦」になった(人生とはわからぬものである)。

 まあ主婦といってもいろいろある。彼女のばあいは、テレビ特番でよくみるバカ(いや、失礼)セレブではないので、ヨダレがたれそうな「三食昼寝」つきとはいかない(最々低限のレベルでは可能か)。

 それでも、夫の立場だからいうのではないが、そんじょそこらの主婦業従事者に負けてはいない。その努力は「カリスマ主婦」とはいえないまでも、「カガミ」くらいのレベルには到達しているのでないか。

「『主婦』たるものは、いかに安く買うか、つまり出費をいかにおさえるか」(そればかりではないだろうが)。毎朝、新聞にはさまれる広告・ビラを比較検討(ついでに購入の予定はなくても「宝石」とか「家」にも目をとおしているようだ)し、必要とあらばパソコンでネット検索までしている。

 えらいものだ。もともとのきまじめなところは昔と少しも変わっていない。

 

 この1日からは消費税が8%上がった。その日に向け、近くのスーパーもたいへんだった。

 庶民は、いずれ使うもの、たとえばしょうゆや砂糖、トイレットペーパーやティシュは、ちょっとでも安いうちに買いだめしたくなる。ウチも庶民なので、いくらかは買いだめした。

 それはともかく。

 国も「主婦を見ならったらどうか」と私は提案したい。

 日本国は、いまこそ主婦感覚でもって、いらないもの、ムダなもの、不急不要なものは削らなくてはいけない。主婦のように賢くなければならない。

 +(プラス)、すなわち「足し算」ではなく、-(マイナス)、つまり「引き算」がだいじである。

 

 いらないものを削れば8%アップしないですむ。

 必要ない・ムダな、事業・補助金・援助などいっぱいある。それらに血税が湯水のごとく注がれている、というニュースをよくきく(あきれはて、ものも言えない)。

 

 私も高度経済成長世代だから知らないうちに右肩上がりに考えるクセが身についており、ギクッとすることがある。

 いまは障害者となり大きく変化した(と思う)。ほんとうにだいじにしなければならないものはわずかしかないことを知った(と思っている)

「主婦という個人と『国家』というシステムは異質なんだよ」とのたまう政治家たちは、オレオレたちよりタチが悪いことに気づかなければならない。

 

ごちそうさん』が大好評のうちに終わった。考えたら、これは主婦の物語だった。

 食べおわったときのなんとも満足そうな顔は、アメリカ人もいっしょだった。じつにイイ顔だった。

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                                ちりとてちん

 

 

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オオイヌノフグリ。春をいちばんに告げてくれる花。

「雑草」。

こんなに美しい花を「雑草」というなんて、許せません。

で、「雑」のいいところを探そうとネットの言葉辞典類を見たのですが、みんないいことは書いてなかったです。

で、私はオオイヌノフグリになってみました。そうしたら、彼は言うではありませんか。「そんな人間の言いかたなんてどうでもいいよ。つまらぬことにこだわるな」と。

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