♭ おたずねくださり、ありがとうございます ♯
(人目の方)
2月6日に「おすすめテレビ①」を書きました。そのときの『モタさん』、みていただけましたか?
テレビ人間の私がいいと思う番組はキリがないほどありますが、ふたたび(いやなんどでも)『モタさん』をおすすめします。
スウ―とみてしまうのがもったいなくて、たいてい気にいった番組は録画してあとでゆっくりみている。
この前の『モタさん』は、平凡であることのすばらしさ、だった。
モタさんは言う。とり立てて、他人より抜きんでたもの、秀でたところがなくていい。それどころか「抜きんでたものがない。秀でたところがない」のがいいと言う。
はぁ?
もちろん、抜きんでたもの、秀でたところがあればあったでいいけれど、なければなくていい。
だいじなのは、ほかとくらべて、私はなんとなさけないとかダメなんだろう、と思わないことである(そういう意味のことは私の大好きな仏語・禅語にもある。そうそう、詩にもありましたね)。
人それぞれちがう。ちがっていい。ちがうからこそ、人間は、人生はおもしろい。
その、あたりまえの事実を、『モタさん』はすごく感じさせてくれるのだ。たぶん、『モタさん』の絵が文章とあいまってステキなハーモニーを生み出しているんだろう。それはそれはやさしい絵なのである。
2月6日のとき書くのを忘れていたが、『モタさんの言葉』は本になっている。ぜひとも本屋さんで手に取ってみてください(こういうのは図書館で借りないで、いつも見られるよう、購入しましょう。私も座右の書としています)。
あそんで、ゴメンなさい(あっ、「遊び」とは左上の太陽。合成もおもしろいです)