カメキチの目

2006年7月10日が運命の分かれ道、障害者に、同時に胃ガンで胃全摘出、なおかつしぶとく生きています

カメキチの目(2014.4.20 おすすめテレビ②)

  ♭ おたずねくださり、ありがとうございます 

  

 (ブログパーツUL5人目の方)

 

 2月6日に「おすすめテレビ①」を書きました。そのときの『モタさん』、みていただけましたか?

 テレビ人間の私がいいと思う番組はキリがないほどありますが、ふたたび(いやなんどでも)『モタさん』をおすすめします。

 

 

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 スウ―とみてしまうのがもったいなくて、たいてい気にいった番組は録画してあとでゆっくりみている。

 この前の『モタさん』は、平凡であることのすばらしさ、だった。

 モタさんは言う。とり立てて、他人より抜きんでたもの、秀でたところがなくていい。それどころか「抜きんでたものがない。秀でたところがない」のがいいと言う。

 はぁ?

 

 もちろん、抜きんでたもの、秀でたところがあればあったでいいけれど、なければなくていい。

 だいじなのは、ほかとくらべて、私はなんとなさけないとかダメなんだろう、と思わないことである(そういう意味のことは私の大好きな仏語・禅語にもある。そうそう、詩にもありましたね)。

 人それぞれちがう。ちがっていい。ちがうからこそ、人間は、人生はおもしろい。

 その、あたりまえの事実を、『モタさん』はすごく感じさせてくれるのだ。たぶん、『モタさん』の絵が文章とあいまってステキなハーモニーを生み出しているんだろう。それはそれはやさしい絵なのである。

 

 2月6日のとき書くのを忘れていたが、『モタさんの言葉』は本になっている。ぜひとも本屋さんで手に取ってみてください(こういうのは図書館で借りないで、いつも見られるよう、購入しましょう。私も座右の書としています)。

 

                               ちりとてちん

 

 

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 あそんで、ゴメンなさい(あっ、「遊び」とは左上の太陽。合成もおもしろいです)

 




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