カメキチの目

2006年7月10日が運命の分かれ道、障害者に、同時に胃ガンで胃全摘出、なおかつしぶとく生きています

2020.2.14 空がなかったら

         カメキチの目

 

 

 益田ミリさんの『しあわせしりとり』を読んだ。

 この若い女性(といっても、わが娘よりちょっと上くらいだろうか)

のエッセイはツレが好きだ。

 彼女が図書館で借りたのにつれられ、これまでも

数冊読んだことがある。

 著者のいまの生活、子ども時代の思い出といった

誰も(私でさえ)「あーあ、アレかぁ…」と身に覚えが

ありそうな話題ばかりが載っており、読後はほのぼの

と心が温かく、ときにはちょっぴり切なくなること

間違いなし。

 わからないくらいに漂う天ボケボケというより

すなおな性格のあらわれ。

 ともかく豊かなセンスをあっちこっちで感じさせる

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♪『上を向いて 歩こう』という歌があるけれど、

なんとなく、ふと空を見あげることがある。 

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空がなかったら どこを見たらいいんだろぅ? と、思うときもある

空があってよかった

 このときの著者はちょっぴりセンチな気分だった。

 

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 あるとき益田さんはダイエットをしようと思った。

 友は、(3㎏痩せようという目標はたいへんだから)まずは1 ㎏を

目ざそうという。

(著者は簡単に達成した。「適切なアドバイス、友よ、ありがとう!」)

 友に聞いた。「で、(あなたは)最終的に何

痩せた?」

 友は答えた。「1 ㎏なら簡単に痩せられると

わかったから、もういいのだ(やめた)

 

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 親。

「元気ですか?」という母からのメールに

「元気です」と返信できるしあわせを思う益田さん。

 

 

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                           ちりとてちん

 

 

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