♪ おたずねくださり、ありがとうございます ♯
暑さと怒りで狂いそう…
怒りは、熱さも呼びこんで…(燃える)
いやいや!
冷静にならなければ、冷静に…。
どんなときでも、人は冷静でなければ…。
(とはいうものの…)
7月11日の🌆、TBS『報道特集』をみた。
番組キャスターが台湾で従軍慰安婦だった方をたずねた。
よわい90前後のおばあさんは、当時おぼえた(おぼえさせられた)日本語ではっきりと語られた。70年以上もたつのに忘れていない。忘れられないのだ。
看護婦の仕事だとダマされ、親の借金を返済するために、故郷から遠く離れた異国で日本兵の相手をさせられる。どれほど泣いても帰してはもらえない。
言葉にもならない辛い体験を語るおばあさんは、しばしばハンカチで目をぬぐい、口をつまらせられた。
あまりに辛かった記憶はふだん、封印されている。
戦争は終わったが、そうしなくては生きていけなかった。
こんな方のおられることを無視し、無視しないまでも彼女らはウソついている、大げさだと言い続け、国・政府どうしの話あいでこの問題は解決ずみだとする日本政府。
戦後の隆盛・繁栄・経済発展はその上に成り立っている。
(自分の生も、その上に成り立っていることを自覚しなければならない)
「従軍慰安婦」はでっち上げだと言う人たちもいる。たしかに自分の目でみたわけでない。しかし、私は彼らに言いたい。それほど、他人は信じられないのですか?と。
ところで、集団的自衛権。
あれだけ反対・慎重な審議の継続を求める意見があっても、A政権は聞く耳を持たない。
何が彼(A首相)を突き動かしているんだろう?
動機は何だ?道徳的に彼はできた人物であり、「初志貫徹」を実践しようとしているのか?(それなら他人の言説に耳を傾け、「初志」というひとりよがりを引っこめるのも大事だが)
とサスペンスドラマの刑事をまねて推理してみるが、カメキチ刑事にはこれといった答えは見つからない。
この国の「総理大臣」ってアメリカ大統領なみの力・権限があったのかと、はじめて知った(が、これは誤解であった。J党が圧倒的に優勢な議会では野党はかなわない。なんせ「多数決」サマサマが幅をきかせている。それに、A首相にNOときちんともの申すJ党現議員がいないからである。しかし、ただ一人、村上さんという愛媛県選出の議員さんだけはちがう。彼の話では、自分以外に反対議員はいるが声を上げられない雰囲気がJ党内にあるらしい。こわいことだ)。
〈動機〉
刑事は、犯人の動機をたいてい損得、うらみの有無に求める。
この論法からいけば、A総理は「集団的自衛権法案」というのを制定することが自分のためになると思っていることになる。
①20XX年。テロや爆撃で一般市民の死など、多少の犠牲が出たが(しかたない)、日本国はまもられた。これもそれもみんなAが首相のとき「集団的自衛権」を貫き通したおかげ。と、あの世で閻魔さんにでもほめてもらうつもりなのだろうか…
②法を作ったら大企業が戦争のため、訓練のため多くのカネをくう。見返りがAにわたり、J党議員にもわたり(Aほど多くない)J党を潤す…
③さっきも書いたが、Aの人格的高潔さの全国民へのアピールか。
頭が混乱してきた…
〈追記〉
その『報道特集』では、死ぬ・殺されるのはイヤだ!という若い人たちが大勢、「集団的自衛権行使の安保法案・絶対反対」の国会デモを繰り広げていることも伝えていた。
主催者代表の若者がきかれてキャスターに答えていた。
「たとえいったん(法案が)通ったとしても、廃案にすればよいのです」
68 名ふだ
これでは地味なので、色つきにすればよかったです。
でも形。イイでしょう。
昔は考えられなかったです。いまはいいオトナが首から名札をたらして…
しかたないのでしょうが、日本もなさけない世になったもの…。