カメキチの目

2006年7月10日が運命の分かれ道、障害者に、同時に胃ガンで胃全摘出、なおかつしぶとく生きています

カメキチの目(2015.12.2 地球のいぶき)

 

 

                                                  カメキチの目

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まずはこれを見てください。

 

       youtu.be

 

 

 地底からグツグツ…

 聞いてはいたが、まさに「地獄」。

 落ちたことはまだないのでわからないが、こんなものなのか。

 

 ずっと前から、平成新山をみたかった。

 こんど、雲仙側からと島原側の両方向からみられ、長年の願いが実現した。

 

「みた」からどうこうなったというものでもない。 

 が、みることがなかったら、必ず後悔したにちがいない。

 行けて、みれて、よかった。ほんとうによかった。

 

 暦が平成(1989)になった年、普賢岳が噴火し、平成新山はつくられた。

(雲仙は、狭義には普賢岳妙見岳・国見岳の三つの峰をさすとのこと)

 2年後の平成3年(1991)6月3日。大規模な火砕流が起き、多くの人が被害に遭われた。

 そのときのテレビ映像をみた。衝撃だった。映像は忘れられなくなった。火が固形化し流れる姿はまるで大蛇(オロチ)。それを「火砕流」と呼ぶことをはじめて知った。

 

 被害は主に島原側に発生した。島原から見上げる平成新山は、できたてホカホカの山という感じがした。

(その前にみえる立派な山体は「眉山(まゆやま)」という。地元の人々にとっては平成新山以上の存在である。それは江戸時代に大崩落を起こした)

 樹木におおわれたふつうの山の風情はいっさいない。

 現在は木々がまったくなくても、未来は緑がいっぱいになってくれるのだろうか。

 

 旅の終わり。

 島原鉄道ディーゼルカーに揺られながら、周りの山々・大地・海…みんな、いまの姿になる前が存在したのだ。混沌とした長い長い時代に想いをはせた。

 自分というものの存在が、限りなく頼りないものに思えてきた。

 

 そういえば、普賢岳の最高地点展望所からはるか眼下にあの有明海諫早湾)の長大な堤防が見わたせた。

 

                   ちりとてちん

 

107 キャンディボックス

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面倒くさがりやの私は、飴などあってもわざわざ器に入れようとはしませんが、きれいな入れものは、それを通すだけでひと味増しそうです。

 

 

 

 

 

 

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