カメキチの目

2006年7月10日が運命の分かれ道、障害者に、同時に胃ガンで胃全摘出、なおかつしぶとく生きています

2019.4.5 シャカサイン

          カメキチの目

 

   旅はもちろん、外に出ると写真をよく撮る。

 旅の場合は思い出にもなるので、ときどき人間のこっちも被写体(ほとんどは景色)になる。

(故人や遠い地の親しい人をアルバムでみるとき、時間をさかのぼり場所を超えているような臨場感をもち、写真は偉大な発明とつくづく感じる)

 そのとき、(この歳になっても気はずかしい)自然な表情はできない。ちょっとふざけるかおどけるかしなければならない。たまによそゆきの真面目をしてみるが、笑えてしまう。

 

シャカサイン」というのを知って10年近くなる。

 ハワイでは、「シャカサイン」という手のひらでつくるハンドサインによって、“気楽に行こう”、“やったね”、“ありがとう”、“すべて順調”、“じゃあね” などの思い、親しみを込めたメッセージ表現するそうだ。

 つまり、会った人をいい気もちにさせる万能の挨拶みたいなもの。

(会ったときの「こんにちわ」・「よぉ!」+会っているさいちゅうの「よかったね!」+別れるときの「さようなら」・「元気でね。またこんど!」まですべてを含んでいる)

 

 で、シャカサイン」はこの通り。

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 つくりかたは?

 親指と小指を立て、人差し指、中指、薬指の 3 本を折り曲げるだけ。

 

 いいこと知った!

 それまで私は写真にうつるとき、(子どもや若人しか似あわないと私は思っている)Vサインを、「気はずかしさをゴマカスにはこれしかないか…」と、つくり笑いとすぐわかるような顔して人差し指と中指をたてていた。

 厭いやVサインしていた。

 

「これからはシャカサインでいこう!」

(以来、Vサインしたことはない)

 

 「V」はVictoryの「V」。つまり「勝利」。

 もともと競うことは好きではないので、それにほとんど勝ったことのない私にはVサインは違和感があった。

 自分らしくない「V」から解放されてよかった!

(まだちっとも浸透していない。旅先でシャカサインするのを自分の他に見たことありません。けれど、おすすめです。広めましょう)

 

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                               ちりとてちん

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