(グーグル画像より)
■ 「グーグル」
「グーグル」という名前は、いつか世界を制覇しようという野望を抱いた創業者が
いつかどこかで聞いた日本語の「ぐるぐる」のイメージと合わせ、「グローバル」+ 「ぐるぐる」から命名したのではないか?(バカらしいので調べたことはない)
いまや国家なみの力を持ったかのようです。
(毎日のテレビニュースに、事件・事故などの場所を示す「グーグル」の地図や
画像が登場しない日はない。画面の右下に小さく「google」とあり、あれ1件の
表示にいくらかかるのでしょうか?)
【引用】「グーグルの検索エンジンの登場によって、インターネットを使い続ける
ことが可能になったのです」
「ググる」という言葉がつくられ、私もあたり前のようにグーグル検索の世話に
なっている。思えば昔、インターネットに興味を持ち、その仕組みを知ろうとした
ことがあった。
ある一般向けのパソコン専門雑誌に「検索」特集が載っており、これからは
「ロボット《AI活用》検索型」のグーグルがいちばん使われるだろうと
予想されていたことをよく覚えています。
また、個人情報・プライバシー保護などさまざまな問題がありながらも、
【引用】「グーグルフォビア(グーグル恐怖症)を克服できるか否かは、
21世紀を生きる人間にとって本質的な条件だと言えるでしょう」
とも述べてあった。
私はいまのインターネット世界の新しい技術などほとんど知らないが、
著者は最後の方ではこうも述べられていたのが気になった。
【引用】「日本の全産業がグーグルの支配下に入ってしまう危険は、…
杞憂ではない」
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■ 「人工知能」
「グーグル」自体が人工知能のようなものらしい。
【引用】「人工知能の進歩で知識への需要はどう変わるか?
コンピュータがビッグデータを吸収し、機械学習することによって変化する技術…
人間が様々な経験を通じて脳の情報伝達経路を変化させて学習するのと同じように
コンピュータが外部からの情報を受け入れて学習するのです。…
・レコメンディションとパーソナルアシスタント
ユーザーが望んでいると考えられる情報を提供してくれるサービスです。
コンピュータが、「あなたが知りたいことは、これでしょう」とか
「あなたが欲しいものは、これでしょう」というように、情報を提供…」
いずれにしても
「人工知能」はビッグ(「ビッグ」の程度はいろいろでも、多ければ
多いほど限りなく正確さは増す。けれど完全にはならないのだと、私は思った)
データがなければならない。
ディ-プラ-ニング…→コンピュータという機械が「学習」すること。
(「いつまでたっても学習しない人」と言われる私とは大違い)
レコメンディション…→「あなたが知りたいこと(欲しいもの)はコレ…」のこと
(「よけいなお節介」。でも盗まれて困るような個人情報もない自分には便利)
「学習」するというのは将棋やチェスの人間を相手の対戦で、だんだん強くなって
ゆくコンピュータの姿でわかるけれど、対戦している和室からのぞむ庭園の花に
ついつい見とれて負けるということがコンピュータにも起きるのだろうか。
最後の著者の言葉が印象に残った。
地面に向かって落ちる?)を抱くことができるでしょうか?
過去にニュートンという科学者がいたからこそ
人工知能の製作が可能になったのであって、
と、私は思います」
〈オマケ〉
よくロボットが人間を支配するといった未来社会がSF小説や漫画で描かれ不安に
なったり心配される。
だけど、最高レベルに達した人工知能の「学習」の成果なら、
支配は「支配」ではなく、「人間的な管理」というべきもの
かもしれない。