カメキチの目

2006年7月10日が運命の分かれ道、障害者に、同時に胃ガンで胃全摘出、なおかつしぶとく生きています

2021-03-01から1ヶ月間の記事一覧

2021.3.30 一期一会 ①

春がくると「一期一会」という言葉を思いだす。 生きていることそのものが「一期一会」。 だいじにしなければならぬと思う。 (次回は②です) ちりとてちん

2021.3.26 志賀直哉、吉田満の死生観

死ぬこと生きること。 立派に(「な」ではなく「に」)「老人」と言われる、見えるまで長生きしている と思っているので生き死にの問題はクリアした(という気がしている)。 (「クリア」というのは「死を親しく感じるようになった」というくらいの軽いもの…

2021.3.23 「オートポイエーシス」? 思ったこと

『時間とテクノジー』はいろいろ考えることが多い本でした。 記事は終えるつもりでしたが、もう一つどうしても書きたいことが出てきました。 「オートポイエーシス」です。 しっかりとは理解できませんでしたが、「当事者」ということ、仏教、禅の精神に 通…

2021.3.19 「ナッジ」とは?

パソコンを初めて触るようになったころ、その初歩的な原理、仕組みを知って おきたいと本や雑誌をめくっていたころ、「アーキテクチャー」という言葉を 耳にしたことがあった。 「アーキテクチャー」についてはいろいろ説明されているようですが、 この本で…

2021.3.16 「自由」と「豊かさ」

『時間とテクノロジー』 佐々木俊尚 きょうは「自由」と「豊かさ」(≒「幸せ」)について。 (ここでいう「自由」は、「自由・平等」という人類の理念的なものを指してはいません。 「時間とテクノロジー」次元、日常生活レベルでの「〇〇を選ぶ」という「選…

2021.3.12 「過去」・「カオス」 

書名に惹かれ、 『時間とテクノロジー』(著者:佐々木俊尚)という本を読みました。 (グーグル画像より) 技術の限りない進展は、時間への感覚、観念をも変えざるを得ないことを 述べています。 ということは、時間を生きている、時間を消費しているという…

2021.3.9 早春の植物園 

「不要不急」の外出はしていない。 外に出るのは近所の散歩と買い物ぐらい、家にこもっている。 散歩ではメガネが曇るし煩わしいので、人がいないときはマスクを外す。 が、「マスク警察」にとやかく言われればサッと着けられるように、 「持ってます」の意…

2021.3.5  爆買い中国人③

著者は、有名な魯迅の小説『阿Q正伝』の「阿Q精神」は現代の中国にも 活きているという。 (グーグル画像より) 「阿Q精神」とは、「阿Qの『精神勝利法』」と呼ばれる。 (注:ウィキペディアより『阿Q正伝』を引用させていただきました) 【引用】 「時代が…

2021.3.2 爆買い中国人② 

「爆買い」という言葉に惹かれて読んだ。 (すこしは中国の人々のことがわかれば…くらいの軽い気もちでしたが、いまは「爆買い」は不可能。 コロナ後の世界では「爆買い」は死語になるのでしょうか?) 本は、長く日本で暮らしている中国人著者の、とくに日…

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