カメキチの目

2006年7月10日が運命の分かれ道、障害者に、同時に胃ガンで胃全摘出、なおかつしぶとく生きています

2019.5.3 臨時総会

        カメキチの目

 

 

(前に、住んでいる集合住宅《マンション》の管理組合理事会の理事になり、会議時間の長さに対する不平不満を書きましたが)

1月に大きな問題が、ふってわいたように起こり、これをめぐってなんどか臨時の理事会も開かれ、ついにこの前、臨時総会開催となった。

 臨時総会 は10連休初日の夜であったが、日々の管理・運営に直接かかわる重要な議題であるだけに、(期限のこともあって)この日しかないというタイミングで行われた。

 

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 急な開催で はあったが、(委任状が大半とはいえ)大勢の出席者があり、無事に進み(そればかりか、すばらしい意見も出され)、理事会の望んだ結果になった。

1月なかばに突如おこった大問題に、この間(ときにはご自分の勤め先も休んで)奔走された理事長さんはさぞかしホッとされたことだろう。

(私のような採決数に「貢献」するだけの理事でも、「臨時総会が無事に過ぎますように…」と心配しましたが杞憂におわり、「理事長さん、よかったですね」と慰労の言葉をかけたくなった)

 

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 住んでいるところはけっこう所帯数が多く、建物管理は費用を払って管理会社に任せている。

 

 現管理会社は有名な企業名がついていたので、住民の多くが安心しきっていた。

(後で聞いたところによれば、管理会社はその有名企業の息がちょっとかかっている《いわゆる「子会社」とはまた別物らしいが、私にはよくわからない》程度とのことを知り、企業のこんなあり方はよく調べないと素人にはわからないようです)

 たとえば具体的な理由を示して管理運営費を値上げしたいとかの相談が事前にあればわかるけれど、それらしきことは一切なく、まだ正月気分が醒めきらないときに一方的に、「このマンションの管理委託から手を引きます」と通告がなされることなど想定したこともなかった。

(ふつう、住民側から管理運営が不適切なので管理会社を変えたいとの申し出はありえても、会社の方から、《相談もなしに》一方的に言われることはほとんどないようです。

後に会社にただせば1年以上も前ころから考えていたとのこと《とうぜん、何で早く言ってくれなかったのかという管理会社への批判・非難は臨時理事会でも総会でもありました》。私も、他の理事さんたちとともに1月の理事会で突然きいたとき、ポカン?とするより他ありませんでした) 

 

 結局、理由は管理会社の「人手不足」ということだった。責任ある管理運営をこれ以上は続けていけないということ。

 

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 現管理会社の撤退理由の背景には、社会のそういう事情があることは理解でき、

新管理会社との契約では大きく管理費が上がるけれど、

今後、具体的な細かな管理内容で理事会が先頭にたってつめてゆくということで、臨時総会は無事に終わった。

(したがって、現管理運営委託契約は現管理会社とは解約されることになり、新管理会社との契約が承認の運びとなったわけです)

 

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 臨時総会では、理事長を経験された方々も多数出席されていた。

 さっき、「すばらしい」意見と書いたが、ある方(何年か前の理事長経験者)が発言された。

(その発言のあとに《他の出席者もそう思われたようで》小さいけれど拍手が起こった)

 

 それは、

「住民の方にはさまざまな知識や技術に明るい方がおられ、理事ではなくとも、その人たちに援けてもらう、サポートしてもらうのがいいのではないでしょうか。その方たちにオブザーバーとして理事会に参加してもらうというのはどうでしょう。

理事長さんはじめ、理事のみなさんがお疲れになり(私には疲れるようなことは、会議に出るだけしかない)倒れてしまうことがあってはいけない…」という意味のことを。

 

 

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                              ちりとてちん

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