カメキチの目

2006年7月10日が運命の分かれ道、障害者に、同時に胃ガンで胃全摘出、なおかつしぶとく生きています

2020.5.12 初夏の花 

         カメキチの目

 

 

 身体のためもあるけれど、天気がよいと

散歩したくなる。

散歩の目的は写真撮影も。そっちが主で、身体は従かもしれない。 

 

 そこらの畑や民家の庭先、道ばたや空地などの

植物に季節の移ろいを感じ、写す。

「いま・ここ」で写真撮影している自分を意識し、ときどき自分たちの姿、生活、

風景を記録として残そうと、撮る(いまはコロナ。マスク姿も撮った。人が減った

場所も撮った。ドラッグストアの貼り紙「マスクはありません」も撮った) 

 

世の騒ぎをよそに、花は咲く。

花を撮る。このごろは光を意識するようになり、「芸術性」がチラリと頭を

かすめるようになった。

(仕事を離れて時間がたっぷりでき、身体が悪いこともあって散歩に目ざめた。

これら二つの条件が揃わなかったら、散歩しなかったに違いない。

草花を愛しみ、撮るということもなかっただろう)

 

 

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ライラック

和名はムラサキハシドイ(紫沈丁花)。たしかにジンチョウゲの紫バージョン。

強い芳香があります。

 

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 鋭い葉、たぶんアレだろうと思われたでしょう。

ピンポン! そうです、松です。

タワシのような、ゲジゲジのようなのは雄花(ちなみにまん中のは雌花)。

これほど近づいて観たのは生まれて初めて。花の造りがおもしろい。

これが松ボックリとなるんですね。

 

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何の樹木だったかわかりませんが、 光りが当たり、鳥が羽ばたいているような

芽吹きが目に留まり、写したくなりました。

 

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 ツツジ、いまの季節はいろいろな場所で見かけます。

このときは、光が当たっている部分とそうではないところの対比が美しかった。

こういう美しさは寒いときにサザンカによく感じ、よく撮りました。

 

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 タンポポ綿毛。道ばたによく見かける。

このときは、背景が暗くて白い綿毛が鮮やかに目だち、思わずシャッターを切った

 

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 〇〇タテハだと思います(ともかくタテハ蝶の一種には違いない)。

イイでしょう、「蝶と花」。 

 

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もちろんクモの糸。光を浴びないと見えにくいですね。

 

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葉っぱ。光が当たるとこんなに きれい!

 

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 これこそ、何もの?と思われたでしょう。

じつはジャーマンアイリスドイツアヤメ)。黄色の部分はヒゲという。

 

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いまの時期は 道ばたや空地などでよく見られるナガミヒナゲシです。

たまたまバックがだいぶん暗かったので、さっきのタンポポ綿毛のときのように

指が勝手にシャッターを押していました。

 

 

 

                              ちりとてちん

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