カメキチの目

2006年7月10日が運命の分かれ道、障害者に、同時に胃ガンで胃全摘出、なおかつしぶとく生きています

2020-04-01から1ヶ月間の記事一覧

2020.4.28 レヴィナス

カメキチの目 内田樹さんはしばらく前までは大学の教師で、 世界(とくにフランス)の思想・哲学の専門家。 内田さんは、レヴィナスという哲学者を(学問の上だけで なく人生の)恩師として尊敬し、慕っておられる。 私は「レヴィナス」という名前自体が初耳…

2020.4.24 誰でもできるということ

カメキチの目 『内田樹による内田樹』。 2冊目のきょうは ■『先生は偉い』 誰だって教師になれる 初めに【引用】 教育が成立するのは、教壇の向こう側に立っているものが子どもたちに向かって 「あなたは自分がなぜ教育を受けなければならないのか、その理由…

2020.4.21 「正しさ」より「生きる」

カメキチの目 (注:タイトルを100%額面どおりには 受けとらないでください) 『内田樹による内田樹』。 この本は内田樹さんがかつて書いた本の中から自分で選んだものについて、 あらためて述べた本。 ここで取りあげたことが何度かありますが、数年前に内…

2020.4.17 桜

カメキチの目 桜はことしも咲いてくれた。 「くれた」と言いたくなるほど自然に合掌したくなる ことしの春は、コロナウイルス災禍で 人の世はたいへん。 それをよそに、黙って咲いた。 ちりとてちん

2020.4.14 「苦境の今こそ、人類の好機…」

カメキチの目 4月8日の「朝日デジタル」に、緊急事態宣言が出たこともあり、 「苦境の今こそ、人類の好機 大澤真幸さんが見つめる岐路」 という記事があった。 (大澤さんは社会学者。プロフィールの詳細はネットにあります) 私たち一人ひとりにとっての最…

2020.4.10 「いつもと変わらない…」

カメキチの目 コロナ感染に不安ないまは 「いつもと変わらない」というわけにはいかないが、 いや「いつもと変わっている」からこそ平穏無事だった日々を ありがたく感じる。 またコロナのようなバチが当たることのないよう、 これからの平々凡々な日々をた…

2020.4.7 「アイデンティティ」

カメキチの目 (日本でも東京圏など7都道府県だけだが、「緊急事態宣言」が出ることになった 新型コロナ。私も自分の身近なところでも聞くようになった。 外出が制限され、そのストレスが酷い場合は弱い立場の人に暴力や差別的な言動に なって現れやすい《朝…

2020.4.3 『脳には妙なクセ…』

カメキチの目 『脳には妙なクセがある』 池谷裕二 を読んだ。 著者は若い脳科学者。「能には妙なクセがある」ということで、その26のクセが わかりやすく述べられていた。 26のうち2個だけに触れて書きます。 科学・技術の目ざましい進歩によって脳の働き・ …

<