カメキチの目

2006年7月10日が運命の分かれ道、障害者に、同時に胃ガンで胃全摘出、なおかつしぶとく生きています

2021-07-01から1ヶ月間の記事一覧

2021.7.30 唯識とは何か‐(後)

自分の世界とは、なにごとにつけエゴ的(いまは「自分中心」とという意味)に みたもの、とらえたもの。 だが、「自分」というものについて、横山さんは言う。 ----- 【引用】 「〈「自分」というのは言葉の響きがあるだけ〉 「自分」はほんとうに存在…

2021.7.27 唯識とは何か?(前)

(以下の引用文は、引用文そのものは青字、「」・〈〉・()・→・太字・太字はこっちでしたもの) 本題に入る前に。 ■ ちょうど同じころ『宗教とはなにか』というのを読んだ。 宗教とは「大いなるものへの畏怖の心」が、原始、古代、いわゆる「未開社会」 近…

2021.7.23 仏教と私

『やさしい唯識』 横山紘一・著 という新書本を読んだ。 「唯識」というのは言葉は聞いたことはあったが、むずかしいだろうという 先入観もあり、延ばしのばしにしていたが、手ごろな入門書を知った。 読んでホントによかった。 (グーグル画像より) 宗教に…

2021.7.20 バーチャルで「自己実現」?

2回目、おしまいです。 ーーーーーーーーーー 【引用】 ①「人々が現実の世界に失望し、バーチャルな世界で自己実現したいという欲求が高まっている。 それをポピュリズムはうまく利用しています。 現実の世界は厳しいけれど、ネットで悪口を書いて相手が炎…

2021.7.16 AIの時代だからこそ…「人が生きるとは…」

『AIの壁』 養老孟司 という新書を読んだ。 著者は、長いあいだヒトの身体をみてこられたこともあってか、ものごとを考える とき、「身体」からの発想を基本とされる。 心に深く感じたことを2回に分けて書きます。 ーーーーーーーーーー 【引用】 「〈A…

2021.7.9 「経済」とは「経世済民」(人民を救うことだぞ! 「催眠」にかけ「細民」にすることでは決してない)

経済産業省のまだ20代の官僚二人が「コロナ給付金」をだまし取り、自分たちの 遊興に使ったというニュースを聞いたとき、唖然とした。 同時に、 「拝金主義」、カネ、カネ、カネ…の世(NHKニュースの終わりで必ず「きょうの株価は…」と 報じられるようになったの…

2021.7.6 『自分のなかに歴史をよむ』

『自分のなかに歴史をよむ』 阿部勤也 (グーグル画像より) という古い新書を読んだ。 「自分のなか」と「歴史」という言葉に惹かれたのだった。 (阿部勤也さんは有名な歴史学者で、ご専門は中世のヨーロッパ) 中世のヨーロッパには興味はないので阿部さ…

2021.7.2 初夏の花

写真を撮るのはホント、楽しくおもしろい。 天気がいいと、陽の光が射しこんで被写体に陰影ができ、撮りたいものが増える。 たまには写真展に出してみようかと思うくらい、自分では芸術性を感じるような 「上出来」がある。 上出来とはあくまで主感で「」付…

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