カメキチの目

2006年7月10日が運命の分かれ道、障害者に、同時に胃ガンで胃全摘出、なおかつしぶとく生きています

カメキチの目(2014.12.7 たんたんと)

  ♭ おたずねくださり、ありがとうございます 

  

   

                

 

 

 

 きょうが はじまる

 

 たんたんと 生きているあいだは 生きる

 (生きさせて いただきやんす)

 

 生きたくても 生きられなかった 大ぜいの人びとが

 私を呼ぶ

 

 なんの心配もいらない お迎えなんて、むこうから やってくるさ

 

 その日まで

 

 たんたんと ただ、たんたんと

 

 

 いまの気ぶんをうた(詩)ってみた。

 完全と言うべき駄作と思うけれど、うた(詩)う・書くことでいくらかメランコリーが晴れる。

 もちろん、いちばんいいのは、好きな詩に出あうことである。大好きなのは谷川俊太郎さんの、ズバリそのもの。『生きる』(知らない方はぜひともお読みください)

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 書くという行為までにはなっていなくとも、詩的な目でまわりを見聞きすればいい(カメキチの目でも感じられるよ)。スッキリとまではいかなくとも、それなりの効果があり、ちょっと、モヤモヤが晴れた。

 

【人生】ー もともと、生まれたこと自体が「ウンのつき」だったわけである。この前みたテレビラマの言葉が印象に残った。「自分の人生に落とし前をつける」      

 

 

                              ちりとてちん

 

8 ざぶとん

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ホンモノではありません。

ちゃんと折り紙です。思わず、背すじをただしたくなります。

そんなときは、日本人でよかったと思います。

余談ですが、大阪の現市長は、「文楽」という伝統芸能の拠点である専用の劇場を、お客の入りが悪く採算がとれないからと切ろうとしました。文楽の題材ともなっている近松門左衛門の話に近く、あまりに無情で非情なしうち。涙を流し、腹を立てた庶民やそれを代弁したマスコミなどの動きもあって、手を緩めましたが、マジ、私は憂えています。

演じる(人間国宝)竹本さんの語り、名もなきクロコさんたちの巧みきわまる操りによって命をふき込まれる人形がいつか消え去るのではないか。そのうえで胡坐をかき何かするという座布団。日本の文化の行く末を。

余談の余談ですが、文楽をみたい。あやしげなヒトの動きをみたい。

 

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