カメキチの目

2006年7月10日が運命の分かれ道、障害者に、同時に胃ガンで胃全摘出、なおかつしぶとく生きています

カメキチの目(2014.12.14 たんたんタブレット)

    おたずねくださり、ありがとうございます 

  

   

                

 

 前々回、あつかましくも、恥をかえりみず自作の詩を披露した。

「たんたん」と書いた。たんたん。「淡々」。

(たんたんと生きたい、という願いをうたった)

 じっさいの自分の姿や態度はオドオドしている。つまり、「たんたん」ではないのだ。私のむずかしそうな顔が哲人か老子みたいに見えたら、それは障害+老いのせいでまわりがよく見えなかったりしているから顔をしかめているだけである。なんせこの8年で1.00もあった視力が0.3に落ちていたのには驚いた。

(人間は着実に老いているんですね)

 

 そんな暗い話はともかく。

 最近、タブレットなるものを入手した。言いわけがましくなるが、もらったのである(買ったのではないよ)。

 それを使うにはWiHi化というものをしなければならない。スマホとともに必要性を感じないし、面倒くさいことはしたくないので、いままで持とうとはしなかったが、それがくれた人への礼儀でもあるので持たざるをえなくなり、電気屋さんへ行った。

 そして妻がなんとひとりでやった(スゴイ!)。1台のタブレットは、こういう功績もあり彼女の手元にあるが、私はちっともうらやましくはない(正直なところ、他に手をだす余裕不足)。

 

 それもどうでもいい話であるが、タブレット。じつにおもしろい。ようできているなあ、と思った。これじゃ、われわれがガンバッテも社会のIT化には負けるなあ、と思った。

 ともかく、最近のITには目を見はる。まさに生活の革命である。「たんたん」と生きてゆくのはむずかしい世になった。

 (「情報」という名の現代の怪物がカッポしているのを、われわれは自覚しなければならないのでしょうね)

 

 たんたんタブレットスマホがなぜ大人気なのが、使ってみてよくわかった。

 しかし、なくてならないものにまでは、いまのところなっていない。

 

                                ちりとてちん

 

10 家

f:id:kame710:20141202104151j:plain

簡単な折りかたです。

<