♭ おたずねくださり、ありがとうございます ♯
(人目の方)
こんかいは恐竜「こぼれ話」です。
私は博物館からもどり、「恐竜少年」になった(心だけ。いや、そうでもないか…)。
妻に見つからぬよう、そっとパソコンに打ち込んだ。「恐竜 フィギュア」と。
出るわでるわ…。
あとになって、「しまった―!あっちのにしておけばよかった…」と悔やむことのないようくわしく(制作会社まで)調べ、3体購入した。
(うちわけ➡トリケラトプス、ステゴザウルス、ティラノザウルス)
下の絵は、男の子が大すきな、おなじみ合体戦士のおもちゃ。
「ガブティラ」はたぶんティラノザウルス(ガブリ+ティラ)を模してい
るにちがいない。 おもちゃのしくみ(合体構造)は、「ガブティラ」に
「ステゴッチ」というのと「ドリケラ」というのが組み込まれる。命名に
笑ってしまった。うまく考えたもんです。
安いのをねらったが、子どもだましのいい加減なのは論外。探しにさがし、そこそこのを見つけた。大人の厳しい視線にも耐え、胴体に触った感じも文句がない(気に入った)!
しかし、おカネをかけてまで買うものか? そういう価値があるのか?
ある!
ところで、こういうのもオタクになるのかな?(そうなら、「恐竜オタク」と呼ばれてもいい。私は立派な恐竜オタクである)。
そんでも、ただ、恐竜の魅力に取りつかれただけである(そんなことはダレにだってある。ダレかを好きになるように)。
考えてみれば「何々オタク」。
「オタク」とは、「お宅」であり「個人」ということだ。だから、とうぜんダレもが「オタク」である。
されど、「何々オタク」。
そう呼べば、当の「個人」・「お宅」をたぶんに揶揄した言葉・表現になっている。ある趣向に強くとりつかれた人々を、まったくおもしろはんぶんに「オタク」と呼んでいる気がする(おもしろがってそういう言いかた、流行語を生み、広めたのはマスメディア?)。
私の住んでいるところには2輌編成のおもしろい電車が走っている。車体がいろいろな絵で飾られているのだ。それをカメラにおさめようと、あちこちから通称「トリテツ(撮り鉄)」というオタクが集まる。彼らのほうにをチラリと目をやれば、ホントに嬉しそうに、真剣に写している。仲間で談笑していることもしばしば。いい!
「女子組」「山ガール」なんていうのもけっきょく、「オタク」でしょう。
「オタク」も「カラオケ」と同じく日本の新たな文化なのだ。
アレッ。いつのまにかエラそうにオタク文化論をぶっていた(ゴメンなさい)。
ところで恐竜フィギュア。ほんとうによくできています。
(先日、孫たちが遊びにきた。少し恥ずかしかったけど、彼らのビックリした顔を想像しニヤニヤ。だれかは「ほしい!」と言うのを期待していた。が、こともなげに「カワイイ!」と言い、だれも欲しいとは言わなかった。
あてが外れた。内心、欲しがればやろうと思っていたのに〈「欲しがって」欲しかった〉。くれてやり、私は欲しいのがもう2体あるので、それを買うつもりだったのに。
まあいいや。楽しみにとっておこー)