♪ おたずねくださり、ありがとうございます ♯
テレビニュースで、ある原発の廃炉が決まった日、地元住民の方が、これまで自治体に電源3法にもとづく巨額の国費が支払われていたのがなくなるので(廃炉になれば迷惑料・補助金はとうぜん支払われなくなる)、習いごととかのカルチャーがこれまでのようには気軽にはいかないと、ちょっと悪そうに(補助金のない地域の方に遠慮してか)不平不満をもらしておられた。
これをみて、私は思った。
なんでも高い安いで、判断していいのだろうか?(趣味のダンスが好きなら続け、とりあえず講習料金アップはしかないとあきらめよう)
放射性廃棄物が予想以上だったので、そのゴミをいれた袋は放射能で汚染された大熊町に置いておくと、国はとうぜんのように決めた。「これでしょうがいけーれくなった(帰られなくなった)…」と、同じテレビの中の肩を落とす仮設住宅の人たちの姿が忘れられない。
「仮設」とダンス。考えさせられた。
と書いてきて、話がとぶけれど、最近のニュース『天皇、念願のパラオ慰霊の旅』を思い出した。
そして、個人としての人の生き方というものを考えた。
私は天皇制に反対だが、いまの天皇は個人的にできた人だと思っている。さきのサイパン慰霊もえらいなと思ったが、こんども感心した。平和への熱い思いが感じられて(どうでもいい話だが美智子さんの意思もだいぶんあるかな)。
こういうことに、人間としての個人の生き方というものを強く思った。
私が天皇だったらそこまでしただろうか。
41 とんぼ
目玉にマッチをとりつけてみました。
目玉にマッチしているでしょう。