カメキチの目
障害者になり9年目。
すっかり、「障害者」ということに慣れた。
慣れて、行動はパターン化した。
しかし、それがこわい。
調子にのり、失敗する原因にもなる。
好きな温泉では、洗って立ち上がろうとしたらバランス乱し、シリモチついた。住んでいるとこで郵便ポストを開けようとしたらバランス崩し、こけた。
かなしさ通りこし、笑う以外ない。チャップリンの映画じゃないが、笑うしかない。でもその笑いはのちに涙に変わる。
慣れとパターン化はスムーズな行動には必須だ。ちょっとでも“できる”ようになればスムーズかつスマートに動きたくなる。
しかし、慣れと行動のパターン化。
「鶏と卵」みたいな関係で、どっちが先か後かわからないが、無意識の行動になりがちだ。
ということで、大ざっぱだが、あらためて一日をふり返った。
■朝 励まし 起きたらまず「主人公」とか「一無位の真
人」(ともに禅語)を心で言い、自分を励ます。
これは明らかな意識的行動。
一日の始まり、スタートはだいじだ。
■昼 ポヨヨ~ン そりゃいいのだが、ちょっと意識がと
ぶと、ダメである。
きょうは、サイコ‐の自分でいよう!失敗せんとこう!
という誓いがくずれる。 なぜなら…
一日もしばらくすると、疲れてくる。エネルギーが切れる。それでか無意識の行動が増えるのだ。無意識の行動は慣れた、パターン化した行動で、失敗が起こりやすい。
■夜 反省 きょうという日が終わろうとする。
つまらない、ムダな一日というものは絶対ない。と一日をふり返る。これも意識的な行為だ。そうして一日を閉めっくくる。
85 おしろい花
この前のアサガオ。
最後に花びらをハサミで切ってアサガオにしたのですが、
紙の色と花びらの切り方をちょっと変えるだけで、おしろい花になりました。
おもしろいですね、折り紙は。