カメキチの目

2006年7月10日が運命の分かれ道、障害者に、同時に胃ガンで胃全摘出、なおかつしぶとく生きています

カメキチの目(2016.2.3 自転車で走った)

 

                                                  カメキチの目

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 夢をみた。

 あまりに鮮やかで、こんなのはめったにない。

 たいていは忘れている。忘れるくらいの夢なのだろうが、きょうのは違った。

 

 なんと、と・と・と…(私は)自転車で走っている。

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 風を切って走っている。車5,6台は停まれる駐車場のついた平屋風の自宅に向かって。

 続いて、後悔した。「これなら車の運転も楽勝にちがいない。しまったー、免許証。返上するんじゃなかった…」

 

 障害を負ってからも2,3年は、家の近くなら車の運転もできるだろうと思っていた。

「軽」「中古」でネット検索し、車を探したこともある。

 退院して翌年はちょうど運転免許証の更新があった。 更新できるかどうか心配だったが、担当者の目をダマし(私が「騙した」というより、ボゥーとしていたかで係りの方が私の障害を見逃したのでしょう)、うまくいった。でも、次の更新では、もう観念していたので返した。

(奇跡が起き障害が治癒したら、そのときは車が運転できるなど屁にもならないと思います)

 

 私は自転車に乗るどころか、はや歩き、駆けることもまったくできない。

 障害は神経の切断からきているので、私は練習とか訓練の問題ではないと思っているが(医者もそう言いました)、ちょっとでもよくならないかとサイは鬼に変身し(きょうは節分でした。関係ないか…)、(今ではなつかしい思い出となりつつありますが)階段を一つ上がったところから平らなところへ両足そろえて跳ぶよう指示したり、走る・駆けること(つまり、右足と左足がともに地面に着いていない)に挑戦させた。その熱い思いが伝わるので、NOとは言えず、やった。

 

 あれー。話が横道にそれてしまった。

(すみません!)

 夢の話だった。「駐車場つきの平屋風の自宅」というのも夢です。 

 

                   ちりとてちん

 

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