カメキチの目

2006年7月10日が運命の分かれ道、障害者に、同時に胃ガンで胃全摘出、なおかつしぶとく生きています

2019.10.4 ガンジーの言葉

             カメキチの目

 

 

 先の記事で、

道徳的な名声」とか未来志向の文脈」…

ということで、著者が主張されていたことは、

多難な道(というより実際は「夢」に近いと思う)であるが、

人類普遍的な理念に向けて日本が先頭を切ってほしい

というメッセージだと私は読んだ。

(それこそが「日本国憲法」にあるように、日本が国際社会で「名誉ある地位」を

占めることになる道)

 

道徳的な名声」…と書いているとき、前に読んだ

アイデンティティと共生の哲学』の次の部分が

起された。

 

【引用】 

私が和田(春樹)のこの本から反省させられたことのひとつは、世界戦争(冷戦)

時代が、国家や社会の体制とともに、私たちのメンタリティーを知らず知らず

深く拘束してきている、ということであった。

軍隊と戦争をモデルにした思考、行動、組織に、私たちはほとんど無意識のうちに

浸透されてきている。

たとえば、企業、労働組合、学校、政党は、軍事行動と軍事作戦の思考と行動の

パターンを骨がらみのものとしているのではないか。…

 

 この本じたいは、書名から想像できるように、

人間は、必ず何らかの「アイデンティティ

(【Weblio辞書より】 アイデンティティとは、同一性、すなわち「《他ならぬ》

それそのものであって他のものではない」という状態や性質のこと、あるいは、

そのような同一性の確立の拠り所となる要素のことである。

心理学や社会学の分野においては、一貫した自己・自我の意識を「自己同一性」

(self-identity)あるいは単にアイデンティティと呼ぶ)

のもとに存在し、生きているわけで、多様性を

重んじる、共存するということ(つまり仲よくすること

述べている。

 小さな子どもでもわかるあたり前のことを、

ヘ理屈が大好きな大人を相手に、まっとうな理屈で

攻める。

 

(著者は一時期、「哲学者」として大学の教鞭をとったことがあるけれど、

そのとき以外はずっと戦争・民族や性などさまざまな差別問題・公害反対などの

運動に長年にわたり関わり、現場で当事者の生の声をていねいに汲みあげるなかで

ご自分の考え、「哲学」を構築されてきた)

 

ーーーーーーーーーー

道徳的な名声」とか未来志向の文脈」など

大きな話はそれはそれでたいせつなのだが。

 

 社会的なこと(それも国とか世界など大規模になると)になると

実現へのむずかしさに無力感を感じ、虚しさに

おそわれたり、希望や理想が現実から離れていれば

いるほど「夢」絵空事」に感じられ、あきらめ、

げたくなる。

(「実現へのむずかしさ」という方法・手段とともに、「希望や理想」という

目標まで疑われてくる。

「実現しない」「叶えられない」のは、そういう「希望や理想」を抱く自分の側に

問題がある、まちがっているのではないかと

 

 引用した部分に、人間というものは「現実」

「既成」(要するにすでに存在するもの、事柄)にいかに大きく、

ある意味決定的に影響を受けているかを、

「支配」されているかを強く感じた。

(学校で酷い、死にたくなるようなイジメを受けている子に、「逃げなさい」

「そんな学校にいかんでもいい」と言っても、子どもたち《だけでなく、われわれ

大人たちだって》は「学校はいかねばならぬもの」と思いこんでいる《というか、

思いこまされている》 

 

ーーーーーーーーーー 

 しかし、ガンジーは言う。

                    f:id:kame710:20190927155358g:plain

 

あなたがすることのほとんどは無意味であるが、

それでもしなくてはならない。

それをするのは、世界を変えるためではなく、

世界によって自分が変えられないようにするためである

 

 

 

 

                        f:id:kame710:20171029114701j:plain

                            ちりとてちん

<