カメキチの目

2006年7月10日が運命の分かれ道、障害者に、同時に胃ガンで胃全摘出、なおかつしぶとく生きています

2019.3.24 赤木俊夫さん

         カメキチの目

 

 

 ついにわかった。知った。

NHKじつは当初から遺書の存在という事実をつかんでいたのに、

政府のお達しかNHK側の忖度か知らないけれど(どっちでもいい)、

明らかにするとあまりにエライことになる、衝撃が走ると、事実を隠蔽し、

局内全部に「緘(カン)口令」「口封じ」しいていたらしい。

 

こういう事実が恐ろしい。新型コロナのような自然がもたらした災厄より怖い。

 

 「赤木俊夫」さん。

 享年「54」。

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(愛読している「爺さんのつぶやき」 をお読みください)

 

tomy2292.hatenablog.com

 

tomy2292.hatenablog.com

 

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 人間をふくめ生きものすべての自然は、本能は

生きようすること。

 それを自ら否定する「自殺」という行為。

 死を選ぶほどの心の悩み、苦しみ、辛さは、

その人にとって(「自分にとって」ということが「かけがえのない」こと

なのだろう)どれほど重いものなのだろうか…

 ある日ある時、重さが命を超え… 

 

 私は森友事件で自殺に追いこまれた方のことが

ずっと心に重くのしかかっていた。

 どんな人だったのだろう…

 どんな毎日を過ごしておられたのだろう…

 どれほど、こんどのことで悩み、苦しんでおられた

のだろうか…

 ご家族は、………

事件全体を通じての、最大の悲劇はこのことだと私は感じている。

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人間としての自分のあり方に偽らなかった赤木さんの誠実が思われてならない。

この方を思えば思うほど、私は自分の不真面目、いい加減、己の都合を優先し、

自分が努力しないことを棚にあげて「社会が悪い」と平気で言える人間である

ことを自覚せざるをえない(だが、自分の利益のために他人を陥れ、ウソをつき、

あげくの果て死なせても平気な図太い神経、面の皮は持ちあわせていない)。 

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 よくいわれる「パワハラパワーハラスメント

 

 森友事件という、安倍首相が権力を私的に利用し、

それを隠しごまかすために佐川近畿財務局長を

「忖度」させ(「忖度」は「すすんでする」ものかと思ったら、

「すすんでする、ようにさせるもの」だった)佐川のパワハラ(こちらは

「強引に」させる)赤木さんを追いつめた。

 

 

安倍さんは変らず首相をしているが、佐川さんはいまどうしているのだろう?

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■オマケ

NHK NEWS WEB」というネットニュースの3月17日に次ぎの記事がありました。

                   ↓ 

東京高等検察庁の黒川検事長の定年を、政府が法解釈を変更して延長したことについて、東京弁護士会は「政治からの独立性が求められる検察官の人事に、内閣が恣意(しい)的な法律解釈で干渉することは許されない」として、定年延長を認めた閣議決定の撤回などを求める会長声明を発表しました。…

東京高等検察庁の黒川弘務検事長は、63歳になる先月で定年となる予定でしたが、政府はこれまでの法解釈を変更して定年を延長し、黒川氏を次の検事総長に起用するための措置ではないかという見方が出ています

国会でも問題にされるようになった東京検察庁の黒川検事長の「定年延長」

降ってわいたような突然のニュースに、私は意味がしばらくわからないでいた。

が、tomy2292さんが先の「何も終わっていない」の記事での私のコメント返しで

教えてくださったように、「森友」がいつか訴訟沙汰になることを見越して

検察トップを自分の息のかかった検察官に据えようとしてのことだった。

 

恐ろしい! 現実はドラマを超えて進んでいる。

(ドラマといえば、先日の『相棒』の物語は赤木さんの自殺を彷彿とさせたので、

次の記事に書きます)

 

事実を明らかにしなければ真実は見えてこない。

真実が闇に葬られれば、赤木さんの死は、ほんとうに「無駄死に」終わってしまう

政府はもちろん、自民党もこの問題は「終わっている」と取りあげる気はない。

だが、これは「政争」と次元が違う問題だ。

自民党対野党の問題などでは断じてないはず…

 

 

 

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                          ちりとてちん

                          

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