カメキチの目
掬水月在手 弄花香満衣
‐みずをきくすればつきてにあり
はなをろうすればかおりえにみつ‐
と読みます。
ちょうど、夕べは満月でした。
月夜に、両手で水をすくってみれば、その水面にこうこうと輝く月が映り、花をもてあそべば、ほのかな香がわたしの着ている衣服に満ちてくるということ。
地方に住んでいれば別だが、都会ではなかなかこういう風流なマネはできないかもしれない。したくてもできないかもしれない。
しかし、しようと思えば似たようなことはでき、中国唐代の詩人の心も味わえるというものだ。
「ポケモン・ゴー」もいいけれど、「自然」もいい。
無料だし、誰にも平等だ。
スマホを持たない者の「負け惜しみ」ではありません。
が、トホホ…