2025-09-01から1ヶ月間の記事一覧
朝ドラ『あんぱん』 のことを書いていて、あらためて戦争のどうしようもない 不条理、悲劇、残虐さが思われてならない。 前の記事にも書いたように、戦争がいかに不条理で残酷、悲惨なものなのか、 それがどれだけ人々の心に取り返しのつかない傷跡を残すか…
今日で終わる朝ドラ『あんぱん』は、ほんとうによかった。すばらしかった。 幼い子どもたちの家代わりの小さな福祉施設に就職して何年も経たないころ、 子どもたちみんなと一緒になり(アンパンマンが飛んできてくれそうな)ボロい畳の 部屋に座り、テレビア…
『君たちはどう生きるかの哲学』 上原 隆 著 (グーグル画像より) どこにでもいる無名の(「庶民」という)人、しかし世界に一人しかない人間、 一つだけの人生を、その人の来し方、いまを当人の口から聞き、著者みずからが 書きとめ本に著す。 (ルポでは…
今日は残りの⑤~⑦です。 ーーーーーーーーーー ⑤ 「子どもたちは大人たちが感じているよりもずっと深いところで自分の宿命を生きている」 ⑥ 「生きるとは、ひとつひとつ神さまにお返ししていくことだと思う」 ⑦「多くを知るのも悪くない。 だが、何かを知る…
また若松英輔さんの本を読んだ。 『探していたのは どこにでもある 小さな 一つの言葉だった』 (グーグル画像より) 若松さんが心にピーン!ときた、深く届いたいろいろな人の言葉を紹介し、 自分の感じたことを書いておられる。 「どこにでもある 小さな …
『時をかけるテレビ~今こそみたいこの一本』というNHKの番組があり、 (池上彰さんがNHKの膨大なアーカイブから「今こそみたいこの一本」を選んだもの) 録画していた6月13日の番組を見た。 それは2002年.8月29日放送の『世紀を刻んだ歌 イマジン』。 大好…
今日は残りの④⑤⑥です。 ーーーーーーーーーー ④「〈直接的な情動喚起の時代〉 情動的表現が前面に出てくると、解釈が必要な言語は邪魔なわけですよね。… もっと直接に情動を表現できる絵文字、エモティコンが幅を利かすようになる。 … (言語とは) 直接的満…
『言語が消滅する前に-「人間らしさ」をいかにいかに取り戻すか?』 國分功一郎 千葉雅也 著(対談) たいそうな書名ですが、新書だから一般読者に向けてわかりやすく、 言葉から見た現代日本の風潮、空気を伝えてくれます。 社会と人間だけでなく、人生も…
9月になっても暑い… 性能の悪い頭だからか、こうして記事を書いているときは頭を使っているので 身体が熱を発するから、よけい暑くなります。 ずっと前のことですが、涼を求めて「高山植物園」というところに行きました。 (「高山」といっても高山感はあま…