カメキチの目

2006年7月10日が運命の分かれ道、障害者に、同時に胃ガンで胃全摘出、なおかつしぶとく生きています

2020-01-01から1年間の記事一覧

2020.2.11『日本文化をよむ』 ④世阿弥

カメキチの目 ④ 世阿弥 まずは引用から。 【引用】 1 無常と「飛花落葉」 世阿弥は…「飛花落葉」という言葉を好んで用いた。 そこからも、世阿弥のなかに兼好と同様に深い無常への思いが流れていた… 2 室町文化と世阿弥の能 世阿弥は、…我見の対極にある離見…

2020.2.7 『日本文化をよむ』 ③長明と兼好

カメキチの目 ③ 長明と兼好 『方丈記』の鴨長明(鎌倉時代初めに没)と『徒然草』の 吉田兼好(室町時代初めに没)。 本を読むまで、二人の遁世者の「遁世」という 世の中からの遁れ方に、こんな違いがあったとは まったく知らなかった。 【引用】 長明と兼…

2020.2.4 『日本文化をよむ』 ②親鸞

カメキチの目 ② 親鸞 この本には6人の人物があげられている。 ほかの5人は「日本文化」というとき、必ず とりあげられそうだが、親鸞がなぜ?と私は訝った。 先に引用を。 【引用】 〈徹底した「悪」の自覚〉 親鸞一人がため 阿弥陀仏が五劫という無限に長い…

2020.1.31 『日本文化をよむ』 ①西行

カメキチの目 藤田正勝・著『日本文化をよむ 5つのキーワード』 (新書)という本を読んだ。 (著者は哲学者。「文化」も「哲学」も根はいっしょだと思った。要は「人生」) 「5つのキーワード」とは、著者の選んだ6人から 醸し出されるもの。 いづれの人物…

2020.1.28 心構え

カメキチの目 敬愛しているrecocaさんのブログに、この前 「きのうつまづいて顔面強打した」とあった。 recoca1940.hatenablog.com 身体はウソをつかない。自然・確実・正直に 衰退している。 (働いていたころ、職場で交通安全教室の「運動神経テスト」があ…

2020.1.24 呪い

カメキチの目 いま住んでいるところとその近辺、そこの土産品が 謂れも含めて次々と出てくる小説を、ツレが図書館で 借りたのをちらりと紹介してくれた。 興味をひかれ、読むことにした。 『霊視(みえ)るお土産屋さん』(著者:平田ノブハル)という 文庫…

2020.1.21 「多様性」ということ

カメキチの目 少し前に、私たちが当然のように思っていること、 信じこんでいること、前提としていることに対して そうではない(否定するわけではない)別な考え方や世界が ある、世の中は多様性に満ちていると想像してみる ことのたいせつさを書いた。 「…

2020.1.17 カルロス・ゴーン

カメキチの目 ゴーン氏は、やましいとは思っても違法なことを したとは思っていないから、被疑者になることに 「寝耳に水」くらい、とても驚いたことだろう。 (外国の人だから「寝耳に水」は知らないだろうけど、そこまで驚いたのは私も 経験がある《自分が…

2020.1.14 正月

カメキチの目 「正月」を迎えて早や二週間。 (いまさらだが、「迎える」という言葉、使い方に日本語の豊かさを感じた) 「迎えた」や「改まった」というより、 「また歳とったー」という感のほうが強くある。 ---------- ■ 正月気分 (クリスマス…

2020.1.10  トランプのツイッター

カメキチの目 私はツイッターなどをしたことがない。 が、好きな禅僧の玄侑宗久さんが東日本大震災の 原発事故でご自分の寺の三春町も大きな被害を受け、 そのようすをツイッターで発信されていたのを 読みたくて、ツイッターに登録した。 が、一度もするこ…

2020.1.7 『相棒』

カメキチの目 年明け早々、すごく心配だ。 何かと言うと、イランのことだ。 (イラン革命防衛隊ソレイマニ司令官がアメリカの大統領トランプによって殺害 されたこと。詳しくはこれを見てください。 ↓ toyokeizai.net 震えを禁じることができませんでした。 …

2020.1.3 『気流の鳴る音』

カメキチの目 臨死体験があってもおかしくないような事故に 遭ったけれど、「幽体離脱」には遇わなかった。 (世の中にそういう不思議があるということを聞いたことがある。 おもしろそうなので体験してみたかった。 《入院中、意識もしっかりしてきたとき、…

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