カメキチの目

2006年7月10日が運命の分かれ道、障害者に、同時に胃ガンで胃全摘出、なおかつしぶとく生きています

2023.12.15 コスタリカの漁師とアメリカ人旅行者

今日は「コスタリカの漁師とアメリカ人旅行者」という寓話。

(これと同じ話はほかにもあります。

 

《話にまったく無関係というわけではないと思われますが》コスタリカといえば、

《ネット検索でもすぐ出ます》とても平和を愛する国で、軍隊を持たない国家で有名。

口先《憲法》だけで軍備を持たないと言う日本も見習ってほしい。

しかし、よく考えると軍備は「平和を愛する」からこそ持つという屁理屈《ゴメンなさい。

ただの理屈でした》で、だから出来立てから子の間まで長年、「専守防衛」ということでやってきた

自衛隊」が、いま、政治資金法違反・キックバックで大揺れの安倍派の棟梁が健在なとき、

口では言わないが「攻撃が最大の防御」とばかりに変ってきた。

イスラエルガザ地区への攻撃のように相手を信じない、先に仕掛けたのはハマスハマスが悪い、

ハマスに侵略されるかもしれないと思うことでは、アメリカを敵視し、核弾頭ミサイルを打ち上げ、

最近は軍事衛星までも打ち上げて宇宙にまで手を出した北朝鮮アメリカに対する姿勢と

何ら変わらないと思う。 

 

             

                  (グーグル画像より)

 

話の中身はネット検索すればいろいろ出てきますのでそちらをお読みください)

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足るを知」るは前々回の「無いものに…」、「少欲知足」と同じようなこと。

 

快楽と上手に付き合う」というのは、「少ない」とか「小さい」は

他と比べての相対的なもの(つまり、きり《終わり》がない)だから、

どこかで「これでヨシ」とする、終わりにする、ケリをつけなければならない。

(大げさないい方になりますが)覚悟を決めなければいけない。

それが快楽と上手に付き合う」こと。

 

食事で好きなものと嫌いなものが並んだとき、先にどっちを食べるかのように

現在に幸福を求めるか、未来に幸福を求めるか」の違いは個人によってあろうが

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文明が発展するにつれて失われたのは、落ち着きのある生活…

落ち着きのある生活とは、慌てないでどっしりとした暮らし、

地に足の着いた生活

 

結局、時代が大きく進んでも、人の生活・暮らしというものはあまり変わらない、

のかもしれない。

時代劇を見ていろいろ思い、感動するのは、いまの私たちにも通じるものがある

ということだろう。

それは結局、「慌てないでどっしりとした暮らし、地に足の着いた生活」なのだ。

(それがどういうものだろか?と、人間の生き方について古今東西、語られてきた)

 

その便利な道具や機械のおかげでやっと暇が生じたときには、

必ずその暇を埋め合わせる”何か”を発明する

 

科学技術のおかげで私たちの生活は、こんなに便利・快適になった。

しかし、本来の科学技術の発展というのは「暇を埋め合わせる」ものではない。

(ところが現実は、多くの人々がいまの生活より、もっと「便利・快適」なものを求める。

そういう欲望を持つ。

科学技術の現場にある人は、その多くの人々の願いに応えようと頑張る。

なぜ頑張るのか?

「多くの人々の願いに応える」ことは、自分の科学技術者としての探求心・好奇心も満たし、

自尊心を満たしてくれるだけではなく、同時に大きな報酬にもつながる。

頑張るのは個人的な一方的なものではなく、社会的な相互的なものなのだ

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節制とは、飽くなき快楽を追い求める快楽の奴隷になることではなく、

快楽を自らコントロールする快楽の主人でいられるよう努めること

 

個人的なスマホにしたって、社会的なAI、ロボット、遺伝子にしたって、

それらの「奴隷」でなく「主人」でいられるよう慎重でありたい。

が、人間は弱い存在だから、いつも慎重というわけにはいかない。

目先の欲望、「便利・快適」の誘惑には負けやすい。

しかし現代の事態は、「誘惑には負けやすい」といってはおられないところまで

来ていると、多くの人々は感じているのではないだろうか。

 

「便利・快適」はあくまでも、「落ち着きのある生活」「どっしりとした暮らし

地に足の着いた生活」のためであり、野放図に求めたら、

いずれは人類の破滅につながる

 

便利・快適」の飽くなき追及は、純粋にそれだけではありえない。

(インターネットがアメリカ軍の戦争研究から誕生したように。

戦争に勝つために、つまり「大欲知足」のために

 

 

 

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                            ちりとてちん

今日の俳句

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