カメキチの目

2006年7月10日が運命の分かれ道、障害者に、同時に胃ガンで胃全摘出、なおかつしぶとく生きています

カメキチの目(2015.6.6 「あいまい」ということ)

 

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   おたずねくださり、ありがとうございます 

  

   

 

 

『「あいまい」の知』という本を読んだ。

 考えさせられることが多かった。

  

 私は、迷い多き(子羊じゃなかった)人間で、「あのぅ~…」をよく口にする。要するに“優柔不断”なのだ。元々の性格みたいなものだろう。

                          

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 若いときは、これを指摘されるのがちょっと腹立たしく、イヤだった。

「黒か白」「yesかNO」がカッコよいと思っていた

 

 本に戻る。

 本は心理学者から物理学者・宗教学者にいたるまで、さまざまな分野の専門家の共著なのだが、みなさんそろって「あいまい」のたいせつさを説いておられた。「決めつける」「白黒決着する」ことの“危険”を述べておられた。

■ 現実は複雑(要するに“多義的”)怪奇

「怪奇」とは言い過ぎだが、ともかくフシギが起きる。だから、幅(余裕)をもつこと、視点をずらしてみることがだいじである。

 長い時間をかけて“待つ”とか、どこかよそに旅してみるとか。

 はじめの考え・思いとか、一つに執着してはならない。しがみついてはいけない。

 学者さんの説は総じてむずかしく(物理学では最新の量子論まであり、チンプンカンプンだった)、私にどれだけ理解されたかはあやしい。

 けれども、“理論・論理”のむずかしさは“感覚・感じ”でカバーした。

 

「あいまい」な理解であったが、まあ本の題名にめんじて許してください。

 

                  ちりとてちん

 

57 バス

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ブゥブゥ~

「ご乗車いただき毎度ありがとうございます。このバスはワンマンです」

 

 昔はワンマンはなかった。小銭を用意しなくてもよかった。いまはバスそのものが走っていない地域がいっぱいある。

 

で、困っている人が大勢います。

 

 

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