カメキチの目

2006年7月10日が運命の分かれ道、障害者に、同時に胃ガンで胃全摘出、なおかつしぶとく生きています

その他もろもろ

2017.12.6 続・老人がキレる

カメキチの目 (「怒り論」を書くわけではありません) ■ 私は「怒りたい」ときは怒ったほうがよいと思う。 怒るべき(と自分が感じる)モノゴトのときは、怒ればいいと思う。 それでも、「激昂」や「キレる」という情動まかせの行動は、こっちの言いたいこ…

2011.11.26  「科学」と「技術」

カメキチの目 「科学技術」について考えることがあった。 よく「科学技術」と、「科学」と「技術」をつなげていう(私もそうしてきました)。 でも、「科学」と「技術」は密接不離な関係にあっても本来べつものであり、別々に述べなければならないと、ある本…

2011.11.22 たわごと

カメキチの目 ふっと思った。 思っても仕方がないといえばそれまでなのですが… そうですが、(「暖簾に腕押し」、自分の手におえない社会のことでも)ひとりの人間・個人として、ひとつの思い・考えとしてはこんなのもあると記録しておきたいと思ったのです…

2017.11.16 人それぞれさまざま

カメキチの目 前に立山への旅の記事で、「人それぞれ」「さまざま」ということを書いた。 そのときは、景色のみかた、思いなど身近なことで感じたけど、対象の範囲を広げればひろげてみるほど、多様多彩であることに気づきます。 いわゆる「人畜無害」のぶん…

2017.10.4 つれづれの記⑫

カメキチの目 【続き】 「少年時代」といわれるころの話で書きたくなるのはもう思いつかないので、このシリーズはこれで終わります。 これまでの「子どものころの思い出」におつきあいくださり、ありがとうございました。 私の子ども時代。チャンバラとおな…

2017.10.1 おことわり

カメキチの目 ブログへの思いは前にも2、3度かいたことあります。 そのときも感じていたことですが、書かなかったことがあり、ずっと気になっていました。 一度きちんと書いておことわりし、謝らなければならないと思っていました。 私が「読者」になってい…

2017.9.27 国政選挙にあたって

カメキチの目 (前回の「耳掃除」に、いろいろ教えてくださりありがたかったです。ちょっと迷ったのですが、記事にしてよかったです。ほんとうにありがとうございました) 耳から一転、きょうはもうすぐ行われる国政選挙のことです。 はっきり言えば、自民党…

2017.9.24 耳掃除

カメキチの目 耳掃除。耳クソをとった。 (私が読者になっている方で、たいへんなことで悩んでおられるというのに、こんな気楽な記事かいてゴメンなさい) グーグル画像さんからお借りしました。 つい先日、ちょっと恥ずかしい話だけど、耳鼻咽喉科に耳掃除…

2017.9.17 つれづれの記⑪

カメキチの目 【続き】 [暮らしと人びと③] 昭和30年代。初夏のころ。 稲の苗が伸び、田んぼいちめんが緑に覆いつくされたころ、突如、空からバリバリ耳をつんざく轟音が聞え、ビックリ! 音の主は? まさか戦闘機であろうはずがない。 では何か? ほとんど見…

2017.9.10 つれづれの記⑩

カメキチの目 【続き】 [暮らしと人びと②] 父は自営で山仕事をしていた。 ところが日本社会は高度経済成長が始まる。 安い材木が大量に輸入され、父だけでなく、日本の林業は立ちいかなくなった。 都会には多くの労働者に働いてもらうために住むところ、家を…

2017.9.7 つれづれの記⑨

カメキチの目 【続き】 [暮らしと人びと②] ・水 いくらでも裏山から引けた。 ビニールパイプなど便利な材料はまだなく、竹が使われていた。また、どこの家にもそれほど深くない井戸もあった。 水洗蛇口などというハイカラなものはなかったので、いったん桶に…

2017.9.3 つれづれの記⑧

カメキチの目 【続き】 [暮らしと人びと①] 伯父宅は長男だから、あばら家でもいちおう本家というのだろう(すぐそばの次男である父の家、つまりわが家はもっとひどいあばら家だった)。 裏山の急な崖に張りついた粗末な家で部屋数は少なくても、父の姉弟妹(…

2017.8.21 つれづれの記⑦

【続き】 [学校②] 小学生のときのこと。 ・貴重な思い出 モノの貧しい時代だった。テレビもなかった。 3か4年生のころ(クラスは1学年1学級。みなで10数名)、『小学(3か4)年生』という「小学館」という出版社の月刊学習誌をクラスでとっていた。あくまで…

2017.8.17 蝉

カメキチの目 いま、書いておかなければならないと思いあわてて記事にした。 まだまだかもしれないが、長く生きてきて、私はこのごろ日本の自然の移ろいに敏感になったようだと、自己満足している。 あくまで「自己満足」。 だからどうした?ということでは…

2017.8.14   つれづれの記⑥

カメキチの目 【続き】 [学校①] ・広くない校庭をはさんで、小学校と中学校が向きあう。校庭は共同。小学生、中学生。ともに使う。 かわいい大きさの小学校は2階建。マッチ箱のような中学校は平屋建。もちろんどちらも木造。中学校は、7㎞先の街にある本校…

2017.8.11 つれづれの記⑤

カメキチの目 【続き】 [道] ・私が地元の小中学校に通っていたころの道路は舗装ではなく、街までの7㎞をボンネットバスが土ぼこりをあげて走っていた。 まさに『ひよっこ』そのままです。人のよさそうな(よかったかどうか覚えていませんが)車掌さんもその…

2017.8.7 8月、そして戦争

カメキチの目 読者のおひとりにナオニートさんという若い男性がおられる。 → ブログ名は「ナオニートの備忘録」 いつもは「備忘録」、つまり雑記帳がわりに書いておられるのかな。 隠居ジジイの私などハナからついてゆけない記事もあり、飛ばすこともある(…

2017.8.3  つれづれの記④

カメキチの目 【続き】 [小さな小さな繁華街] 「なんとか銀座」までは7㎞。 ひらけた感じがする。小さな盆地という地形。 そこが「故郷」の中心地。実家がある集落みたいに山が陰となっていないので明るい。 役場(バカ《と私は当時もいまも思っている》な平…

202017・7.27 つれづれの記③

カメキチの目 歳をかさね、昔を思いだし、過去をなつかしむのは、「年より」とよばれるまで生きてきたからこそできる。 そのこと自体を天に感謝せねばならない。思うたび、自分より若くして逝った人たちを想わないではおられない。 中学卒業まで、すぐそこま…

2017.7.24  つれづれの記②

カメキチの目 私の故郷は朝ドラ『ひよっこ』と、どっこいどっこい。「奥」こそつかない地名だが、より山ぶかく、いなか度では勝っている。 主人公たちと時代環境もよく似ているから、テレビをみていて「あーあ…」と首を縦にふる場面も多い。 みね子の祖父は…

2017.7.20 つれづれの記①

カメキチの目 『人びとの自然再生』という本を読み、「聞きとり」「聞き書き」というもののたいせつさを感じた。 「聞きとり」「聞き書き」 六車由美さんの『介護民族学』で、(旅にでたとき、車窓から、まるで電柱をみるようにいたるところで鉄塔を見かけま…

2017.7.10 杞憂 

カメキチの目 ひと月ちかく前、共謀罪が成立していろいろ思った。 ほんとうに、「テロ等」を準備した(する)者だけを、彼らがコトを犯す前に予め防ごうとするものだろうか? 誰でもテロはイヤなので、そのことだけを政府は強調し、 「テロリストを探すのに…

2011.6.17 共謀罪

カメキチの目 監視社会、密告社会の到来を心配する「共謀罪」が成立した。 なんと「草木も黙るウシミツドキ」、おおかたの国民の熟睡中に国会が開かれた。 法律にもとづいて、なにも夜中に国会を始めたらいかんわけないのだろうが、こうでもしないと成立には…

2017.6.14 ネトウヨ

カメキチの目 「戦争」とか「憲法」とか「人権」。 「またアレか。そんなことわかっている! うるさいなぁー…」と読む気をなくする方もおられるに違いない。 ただこういう政治へのみかた、考えもあるんだなと思ってくださいね。 日本国民をやめない限り、政治…

2017.6.10 なかにし礼 憲法

カメキチの目 いま急激に、日本国憲法が危うくなっている。 ひと月いじょう前、「憲法記念日」があった。その翌日の朝日デジタル新聞に (憲法を考える)施行70年 憲法は芸術だ 作家・作詞家、なかにし礼さん という記事が載った。お読みになった方も多い…

2016.6.6 「美奈子」さん

カメキチの目 まだ日が浅いけれど読者になった人がいる。 男性なんだけど、女装したい(する)方である。 それで思いだした。 ずっとむかし、働いていたころ(子どもの福祉施設)突然、めんどうみていた子(そのときにはもう子どもは施設を出ていた)の父親…

2017.5.18 エピクロスの言葉

カメキチの目 先日のこと。 「はてなサン」から知らせがあった。それはきょ年やおとどしのあなたの記事をふり返ってみませんか、というもので、1年以上やっている方には「ああ、アレ!」とおわかりいただける。(アレです) 一瞬、面倒くさいなと思ったがめげ…

2017.4.23 いのちの洗濯

カメキチの目 大げさだが「いのちの洗濯」と称し、ある温泉地に行った。 死ぬまではいのちは続いているのだから、いのちも更新しなくてはいけないです。 そこは「日帰り湯」もしており、泉質がすばらしく、しかも源泉かけ流しなので、銭湯代わりに地元の方々…

2017.4.13  「実存」

カメキチの目 【前おき】------------ ふと思った。 「私は友人が少ない」 といって、嘆いているのじゃありません。 今もつき合いのある知人、友人というのはあまりいない。 というか、ほとんどいない。 といって、自分ではフレンドリーでないと…

2017.4.2 鳥肌が

カメキチの目 立った。 ぶったまげた。 テレビニュースで聞いた。 こんどの中学校保健体育の「学習指導要領」に、なんと「銃剣道」がとり入れられるとのこと。 「エイプリルフール」はきのう。聞いたのはおとといだったので、冗談、ホラ話ではない。 「銃剣…

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