kame710のブログ

2006年7月10日高所から転落、障害者となり、オマケに胃ガンで胃を全摘してなおかつしぶとく生きています

2017.7.24  つれづれの記②

カメキチの目 私の故郷は朝ドラ『ひよっこ』と、どっこいどっこい。「奥」こそつかない地名だが、より山ぶかく、いなか度では勝っている。 主人公たちと時代環境もよく似ているから、テレビをみていて「あーあ…」と首を縦にふる場面も多い。 みね子の祖父は…

2017.7.20 つれづれの記①

カメキチの目 『人びとの自然再生』という本を読み、「聞きとり」「聞き書き」というもののたいせつさを感じた。 「聞きとり」「聞き書き」 六車由美さんの『介護民族学』で、(旅にでたとき、車窓から、まるで電柱をみるようにいたるところで鉄塔を見かけま…

2017.7.17 『人びとの自然再生』

カメキチの目 先日、『人びとの自然再生』という2月に出たばかりの岩波新書を読んだ。 この本は、北海道大学の宮内泰介さんという方が自然の再生や保護の問題を、そもそも「自然」とは人間にとって何なのかという原点にまで立ちかえって考えたものだ。 住民…

2017.7.13「随所に主と作れば…」 

カメキチの目 禅語 隋処に主と作(な)れば 立処皆真なり (ずいしょにしゅとなれば りっしょみなしんなり) 「隋処に主となる」とは、どこでも主体的ということ。 「主体的」とは、「自分が…自分が…」と目だとうすることではありません。 主体的に生きれば…

2017.7.10 杞憂 

カメキチの目 ひと月ちかく前、共謀罪が成立していろいろ思った。 ほんとうに、「テロ等」を準備した(する)者だけを、彼らがコトを犯す前に予め防ごうとするものだろうか? 誰でもテロはイヤなので、そのことだけを政府は強調し、 「テロリストを探すのに…

2017.7.6 『人間臨終考』②

カメキチの目 二つ目 は、本に登場するお二人、親鸞とチェ・ゲバラ。日本の最大教団、浄土真宗の宗祖と、革命家ゲバラは、直接には何の関係もない。 二人とも本にそれぞれ登場しているだけで、ただ私が記事にしたくなっただけのこと。 親鸞 有名な『嘆異抄』…

2017.7.1 『人間臨終考』①

カメキチの目 森達也さんという人のお名前だけは聞き、聞いたきっかけの印象がよかったので、いつかこの人の作品(映画とか本)に接したかった。 最近、その方の『人間臨終考』という、人の死にざまを書いた本を読んだ。おもしろくて笑った。 この本は、石川…

2017.6.27 『私たちのこれから』 

カメキチの目 色メガネをかけて世のなか見まわしてはならないとわかっていても、相手(権力、報道など)がすでに色をつけており、透明ではないので、そのぶん差し引かなければならない。すなおであってはいけない。相手の思うツボにはまる。 もちろん「ニュ…

2017.6.24  『シカゴメッド』

カメキチの目 そんなにたくさんテレビをみているつもりはありませんが、みなさんにぜひともお勧めしたい番組があります。 毎週ありますが、1回1話。いつ、この番組が終わるのかわからないので、もっと早く書けばよかったと後悔しているくらいです。 BSプレミ…

2017.6.21 発達障害

カメキチの目 録っておいたNHKテレビの「発達障害」の番組をみた。 仕事で子どもに接することが多かったので、働いていたころから「発達障害」という言葉はなじみ深く、そういう子どもともよく関わってきた。 しかし、その頃は「発達障害」の中身はあいまい…

2011.6.17 共謀罪

カメキチの目 監視社会、密告社会の到来を心配する「共謀罪」が成立した。 なんと「草木も黙るウシミツドキ」、おおかたの国民の熟睡中に国会が開かれた。 法律にもとづいて、なにも夜中に国会を始めたらいかんわけないのだろうが、こうでもしないと成立には…

2017.6.14 ネトウヨ

カメキチの目 「戦争」とか「憲法」とか「人権」。 「またアレか。そんなことわかっている! うるさいなぁー…」と読む気をなくする方もおられるに違いない。 ただこういう政治へのみかた、考えもあるんだなと思ってくださいね。 日本国民をやめない限り、政治…

2017.6.10 なかにし礼 憲法

カメキチの目 いま急激に、日本国憲法が危うくなっている。 ひと月いじょう前、「憲法記念日」があった。その翌日の朝日デジタル新聞に (憲法を考える)施行70年 憲法は芸術だ 作家・作詞家、なかにし礼さん という記事が載った。お読みになった方も多い…

2016.6.6 「美奈子」さん

カメキチの目 まだ日が浅いけれど読者になった人がいる。 男性なんだけど、女装したい(する)方である。 それで思いだした。 ずっとむかし、働いていたころ(子どもの福祉施設)突然、めんどうみていた子(そのときにはもう子どもは施設を出ていた)の父親…

2017.5.25 無一物中無尽蔵…

カメキチの目 サラリと心を変え、きょうは禅語。 無一物中無尽蔵 花有り月有り桜台有り (むいちぶつちゅうむじんぞう はなありつきありろうだいあり) 蘇東坡という中国の北宋時代の詩人の詩の一節だから、正確には禅の言葉とはいえないかもしれないです。 …

2017.5.21 『世界【最終】戦争論』

カメキチの目 しょうじき、こんなに世の中、社会がぶっそうになったと感じたことはない。私だけの感想、思いこみではない。 正確には、政治的にです。 確かに昔はなかった新手の犯罪、オレオレ詐欺類やサイバー攻撃は増えましたが、これでぶっそうになったと…

2017.5.18 エピクロスの言葉

カメキチの目 先日のこと。 「はてなサン」から知らせがあった。それはきょ年やおとどしのあなたの記事をふり返ってみませんか、というもので、1年以上やっている方には「ああ、アレ!」とおわかりいただける。(アレです) 一瞬、面倒くさいなと思ったがめげ…

2017.5.14 認知症

カメキチの目 録っておいたNHKの認知症キャンペーン番組をみた。 2025年。あと10年も経たないうちに日本は、今のままいけば1900万人が認知症になるとのこと。 なんと国民の9人に1人の割合。 年寄りの9人に1人ではありません。 ーーーーーーーーーーーーーー…

2017.5.11 「偶有性」④

カメキチの目 先に「他でもあり得た」といったけれど、 それは自分が自分であった必然性はないということだと茂木さんは述べていた。 彼(彼女)とめぐり会っていなく、他の彼(彼女)といっしょになっていたかもしれない。あの学校に行っていなくこっちの学…

2017.5.7 「偶有性」③ 

カメキチの目 著者はなんども、私の人生は今(この時間)・ここ(この場所)にあり、これ以外のあり様は「現実」にはないのだが、他でもあり得たのである、ということを強調される。 ここで「あり得た他」というのは、「仮想」だ。つまり「想像」。 「あり得…

2017.5.4 「偶有性」② 

カメキチの目 この本は学術書ではない。 著者の茂木健一郎さんは脳科学者だけど、「右脳が…左脳が…」とか「大脳皮質頭頂部が…」という解剖学的な、読者の頭がガチガチになってくるような専門的な語彙はあまり使わず、やさしい言葉で語りかけてくる。 話の内…

2017.4.30 「偶有性」①

カメキチの目 世がぶっそうになってきたこともあり、「人間」も、あくまでも動物の一種にすぎないという自覚を、近ごろ強く持つようになった。 人間だからといって、ちっとも特別な存在、エラいのではない。 「悪知恵」が働くなら、そんな知恵、脳などいらな…

2017.4.27 桜 さくら

カメキチの目 ♪ さくらー さくらー やよいのそーらも… ♪ 先日は、温泉に桜がかさなって、ほんとに「いのちの洗濯」になった。 その温泉は大昔、伊勢神宮に参る人たちが娯楽をかねて身を清めたらしく、清少納言の『枕草子』にも出てくるとのこと。平安のころ…

2017.4.23 いのちの洗濯

カメキチの目 大げさだが「いのちの洗濯」と称し、ある温泉地に行った。 死ぬまではいのちは続いているのだから、いのちも更新しなくてはいけないです。 そこは「日帰り湯」もしており、泉質がすばらしく、しかも源泉かけ流しなので、銭湯代わりに地元の方々…

2017.4.20  「任運自在」

カメキチの目 きょうは禅語です。 たまには社会から隔絶(ムリでも)し、気分だけでも仙人になり、じっくり内に向きあおう。 任 運 自 在 (にんうん じざい) その通りに読めば、 「運(命)」に任せば 自由自在ということ。 「宿命」といえば一方的に与え…

2017.4.17 「業」「因果」

カメキチの目 前に南米の世界遺産「マチュピチュ遺跡」のことを書いた。 いまも昔も、地球のどこでも、人びとは大地や太陽に祈りと感謝を捧げてきた。(地域によって重きはたしょう異なっても)すべての自然をうやまい、尊んできた。 ーーーーーーーーーーー…

2017.4.13  「実存」

カメキチの目 【前おき】------------ ふと思った。 「私は友人が少ない」 といって、嘆いているのじゃありません。 今もつき合いのある知人、友人というのはあまりいない。 というか、ほとんどいない。 といって、自分ではフレンドリーでないと…

2017.4.9 「強い者…」の続き

カメキチの目 『強い者は生き残れない』を書いたときブックマークに、ある方が内田樹という人文系の学者さんのブログ記事を教えてくださった。 (Kenchan3さん、とてもよかったです。ありがとうございました) ところで、ご紹介の記事を多くの方に読んでいた…

2017.4.5  『強い者は生き残れない』

カメキチの目 実生活が単調で、動くことがきわめて少なく、ナマコ然としています。 ずっとナマコでいたいのですが、「銃剣道」も「教育勅語」もあり、おだやかではおれません。 「銃剣道」「教育勅語」 誰が何のために、こんな、今まで持ち出されなかったよ…

2017.4.2 鳥肌が

カメキチの目 立った。 ぶったまげた。 テレビニュースで聞いた。 こんどの中学校保健体育の「学習指導要領」に、なんと「銃剣道」がとり入れられるとのこと。 「エイプリルフール」はきのう。聞いたのはおとといだったので、冗談、ホラ話ではない。 「銃剣…

2017.3.30  科学技術ということ

カメキチの目 「科学技術」のことで最近、三つおもうことがあった。 ①国は、「日本学術会議」という日本の科学のあり方・方向を代表する学術機関にばく大な予算を(馬の鼻づらに人参ちらつかせるように)軍事の研究・開発のために誘惑しようとした。 防衛省…

2017.3.27 『 明日戦争がはじまる』

カメキチの目 きょ年の8.29に「ワシ、元気か」という記事を書いた。 そのときの『 明日戦争がはじまる』という詩と、詩をつくった宮尾節子さんご本人のことが気になってネットで調べたら、なんと本になっていた。 「集英社インターナショナル」という出版社…

2017.3.23 「食」

カメキチの目 『物語 食の文化』を長くかかって読了した。 その方の読書紹介と感想だけで自分が読んだような気にさせてくださる読者がおられ、刺激されて読んだものです(「爽風上々」さん、ありがとうございます)。 新書本で一般向け。ですが中身が濃く、…

2017.3.20 2017の早春と世間

カメキチの目 みなさんのみごとな梅などの写真に誘われ戸外に出た。 いいなぁ、春は。 花は。 水は。 鯉も。 注意: 半分くらいはツレの「作品」からの借用 外はこんなにさわやかなのに、これできょうの記事はとどめておきたかった… しかし、書かないではス…

2017.3.16 フェーク

カメキチの目 ずっと前のことだが、「フェーク」がどうのこうの…とテレビが言っていた。 フェーク? ネット辞書で調べたら、 〔いかさまの意〕 ① 模造品。にせもの。 ② アメリカン-フットボールで、攻撃側の選手が相手をだますためにしかける行為。 ③ メロデ…

2017.3.13  『刑事フォイル』

カメキチの目 よくできたサスペンスドラマは、人間ドラマになっている。 つまり、具体的には犯罪事件、ミステリーを描きながらも、推理・「?」部分そのものよりも登場人物たちの織りなす人間模様、人間くささのほうに力を入れている感じがする。深い人間洞…

2017.3.9 (私の)障害って?

カメキチの目 きょうはまた、自分の身体の障害について書こうと思った。 私の3年半くらい前の記事をクリックされた方がおられたことがきっかけです それは2013.9.20で、タイトルは「『障害』って?」というもの。けれど、障害一般のことではなく、自分個人の…

2017.3.6 『見えない貧困』

カメキチの目 何かを見ていたら、何かは見えない。 あることに気をとられていたら、注意していたら、ほかのことには気が向かない。 あたり前のことですね。でもふだんの生活はそれに追われていて、なかなかじっくり思うことではありません。 『見えない”貧困…

2017.3.2 枯木裏の龍吟

カメキチの目 ー 枯木裏の龍吟 ー 先日のこと。敬愛している方のブログ記事にうろ(洞)のある枯木の写真があり、禅語「こぼくりのりゅうぎん」を想わせました。 有名な禅語録の『碧巌録』に、ある雲水(修行僧)に「仏道とは何ですか?」と訊かれて中国の香…

2017.2.27 ご〇さんガンバレ! 

カメキチの目 おそらく、自分の人生の予定(といったら大げさですかね)になかったことを先日やった。 と仰々しく、大きく出たが、なんのことはない。 「京都マラソン」という市民マラソンに、私がこのブログを始めたころにとっても励ましてくださった「恩人…

2017.2.24  レガシー

カメキチの目 (笑わないでください)私は「レガシー」ってスバルの自動車名かとずっと思っていた。 東京にオリンピックが決まってからよく聞くようになった。 先日、テレビ録画しておいた『マチュピチュのミステリーに迫る』を観た。世界文化遺産である。本…

2017.2.20  『自閉症の君が…』

カメキチの目 自閉症の東田直樹さんのドキュメンタリー(NHK)番組は前にもあったが、また新しいのがあって録画していたのを観た。 こんなテレビ番組にはそうそうめぐりあえない。 もちろん、何に感動するか、どの程度そうなんかは人それぞれなのでしょうが…

2017.2.17 『神経ハイジャック』

カメキチの目 『神経ハイジャック』という、あまりに衝撃的な本を読んだ。 きっかけは、①図書館でツレが(本の正体を知らず)好きなサスぺンスものと勘違いして借りたこと。②「分厚い本だけど(530ページ)…」と言いながらも、読むのをすすめてくれたことであ…

2017.2.13  ぶれる

カメキチの目 たまに、まじめに自分というものを見つめてみる、ことがあります。 「信念」 というほどの、自分を律するものがあるだろうかと問うてみる。 ないなぁー こうしたいなぁと思っても、そこに「壁」が立ち現れると、望みをかなえるための努力をし、…

2017.2.9  「『普通』を考える図書館」

カメキチの目 こういう身(年寄りで障害者)なのであまり動かず(ナマコみたいに)、日々の暮らしはきわめて変化に乏しいので日記のようにはいきません。で、いきおいネタはまた、新聞、本、テレビなどよそからの借りものになってしまいます。すみません。 …

2017.2.6  拈華微笑

カメキチの目 きょうは禅語です。 拈 華 微 笑 ねんげ みしょう 「拈」は「つまむ」。つまり、花をつまんでほほえむということ。 観音さまが「モナリザの微笑み」をたたえ、一輪の花をつまんでおられるよう。 「心」とは人の内面そのものだろうから、いつも…

2017.2.2 寿命…⑥老いの生き方

カメキチの目 本では、「時間」の次に、 子どもにとって(「子ども」です)「コンピュータ」がいかによくないかが書かれています。それを本川さんは、 A 情報の収集と発信が容易 B バーチャルな世界 C きわめて速い時間 D 好きなものだけを選んで付き合える …

2017.1.30 寿命…⑤時間

時間。 生き物にとって、寿命にかかわる根本的にだいじな問題 時間のだいじさは、本川さんに言われなくても、「時はカネなり」ともいうし、時間を生きている、というか「生きている」ことが「時間を過ごす」ことなのでわかります。 しかし、「空気」と同じで…

2017.1.27  寿命…④好き好き至上主義

カメキチの目 本川さんは、現代人は「好き好き至上主義」(ご本人が名づけた)におちいっていると、その弊害をいろいろ述べられている。これもすごく考えさせられた。 「好き」とか「嫌い」というのは 個性の表現として、「個人の尊厳」という近代の理念とし…

2017.1.23 寿命…③続くこと

カメキチの目 著者は問う。 「生き物の『目的』はなんだろう?」 そして長年のナマコ研究のすえ、こういう答えを出した。 「ずっと続くこと」 つまり、ずっと「生きていく」こと。 その生物種が絶えないこと。続いていくこと。 「あたり前」なんですが、しみ…